イベントレポート

1億200万画素のGFX100が触れる「FUJIKINA 2019 東京」

ライブシューティングなど盛りだくさんな内容 明日5月26日(日)も開催

富士フイルム株式会社のファンミーティングイベント「FUJIKINA 2019 東京」が東京・晴海のイベントスペース「CROSS DOCK HARUMI」で5月25日(土)に開幕した。5月26日(日)まで開催される。ここではFUJIKINA 2019 東京の初日の模様をお伝えする。

発表会のあった5月23日夜には、CROSS DOCK HARUMIの屋上でパーティが開催された。その際行われた書道のパフォーマンスで書かれた「壱」「億」の文字。

GFX100の画像持ち帰りが可能

今回の目玉は、5月23日に発表されたラージフォーマットのミラーレスカメラ「GFX100」のタッチ&トライコーナーだろう。1億200万画素という超多画素のミラーレスカメラで、6月下旬の発売が予定されている。

そのGFX100の画質や操作感を確かめようと、開場時には約50人ほどが入場を待つほどだった。タッチ&トライコーナーには16台ほどのGFX100が用意されて、スタッフに話を聞きながら女性モデルを撮影できる。SDカードを持参すれば画像の持ち帰りもできるので、自宅のPCでじっくり1億画素の写真を確認可能だ。

アクセサリーメーカーのブースも

タッチ&トライコーナーにはアクセサリーメーカーのブースも並び、最新のアイテムなどが試せるようになっていた。

プロフォトは、新型ストロボのProfoto A1Xや無線コマンダーProfoto Connectを展示していた。

ニッシンジャパンは、新型のグリップタイプストロボMG8や軽量なスタンドなどを展示。

KIPONでは、富士フイルムのミラーレスカメラGFXやXシリーズ対応のマウントアダプターを揃えていた。

フェーズワンでは、現像ソフトCapture OneでGFX100のテザー撮影を実演。GFX100の発売頃までに同機のRAWに対応するとのこと。

ステージも大盛況

会場では連日、人気写真家などによるトークショーが開催されている。初日からほぼ満席になるステージも見られた。取材時には、写真家の内田ユキオさんとフィリップ・ラスマーさんのステージが行われており、大盛況だった。

内田ユキオさんのステージ
フィリップ・ラスマーさんのステージ

その他、クイックメンテナンスサービスも行われており、GFX/Xシリーズのカメラやレンズのクリーニングや簡易動作チェックをしてもらえる。Webサイトからの予約制となっている。

充実のギャラリースペース

今回は、会場のうち1つのフロアを全てギャラリーにした展示スペースも目をひいた。

GFX100で撮影された大判プリントの数々に来場者が見入っていた。プリントほのかにもプロジェクターを使った作品もあり見応えのある展示となっていた。

GFX100をドローンに搭載した展示もあった。

ライブシューティングも開催

今回のFUJIKINAではライブシューティングも見物となっている。GFX100で海外の写真家がどのように作品作りをするのかを間近に見ることができるという趣向だ。初日はPal Laukliさんが写真撮影とミュージックビデオの撮影を行っていた。

写真撮影のデモ
撮影したミュージックビデオの一部を再生しているところ
ミュージックビデオの撮影に使ったGFX100

Webで来場宣言をすると福引きで賞品が当たる抽選も行っている(来場宣言の登録は終了)。オリジナルのDOMKEカメラバッグや同社製カメラの描かれたトートバッグなどが賞品となっていた。

開催期間

2019年5月25日(土)、2019年5月26日(日)

開催時間

10時00分〜18時00分

開催場所

CROSS DOCK HARUMI
東京都中央区晴海4-7-4

入場料

無料

武石修

1981年生まれ。2006年からインプレスのニュースサイト「デジカメ Watch」の編集者として、カメラ・写真業界の取材や機材レビューの執筆などを行う。2018年からフリー。