イベントレポート

【CP+】D850や180-400mm f/4E TC1.4が人気のニコンブース

高性能プロテクトフィルター「ARCREST」の小口径タイプが参考出品

ニコンブースはCP+2018に合わせてのカメラやレンズの発表はなかったが、展示されていたデジタル一眼レフカメラのD850などが人気だった。

D850のブースでの注目度は高く、タッチ&トライコーナーに大勢の来場者が訪れていた。気になるレンズをリクエストして試す姿が見られた。

D850はモデル撮影コーナーでも試用でき(別の機種になる場合もある。機種は選べない)こちらも人気を博していた。

D850による8Kタイムラプスムービーの展示もあった。大画面の8Kモニターで高精細な映像を確認できる。

一方交換レンズでは、3月9日に発売する超望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR」の試写ができる。1.4倍のテレコンバーターを内蔵しており、252-560mmの画角もカバーできる。本レンズはブースの2階部分にある超望遠レンズコーナーにも設置されているため、会場内の遠方を写して試せる。

またブース内には参考出品のアクセサリーも並んでいた。これらの発売時期や価格は全て未定となっている。

まず、高画質を謳うプロテクトフィルター「ARCREST」の小口径タイプが開発中との展示があった。

これまでは比較的大口径のレンズへの装着を想定して67~95mmをラインナップしていたが、市場からの要望を受けて、52/58/62mmをラインナップに加えるとのこと。

カメラバッグでは斜めがけとバックパックの両方で使える製品が参考展示してあった。バックパックの上部気室が折り畳める仕組みで、展開すると2気室のバックパックとなる。

バッグではもう1つ、ビジネスバッグのような見た目ながらインナークッションを備えたカメラバッグも参考展示されていた。こちらもハーネスが内蔵されており、引き出すと背負うことができる。一見、カメラバッグに見えないことをコンセプトにしたという。

ストラップでは本革製ネックストラップの参考展示があった。2タイプあり、1つは編み込みを施したもので、もう1つはプレーンなタイプ。それぞれブラウンとブラックがあった。編み込みのタイプはカメラに取り付けるテープの部分まで革製となっている。

なお、これらアクセサリーのコーナーでアンケートに答えると、D850のノートとペンのセットがもらえる(数量限定)。

そのほか、特別展示として宇宙に行ったニコン製カメラの展示もあった。過去にもいくつかの展示会で披露されているものだが、改めてじっくり見るのも良いだろう。

ステージイベントも盛況。取材時は写真家の河野英喜さんのトークライブが行われていた。

本誌:武石修