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ニコン、超低反射率の保護フィルター「ARCREST」に新サイズ
52mm、58mm、62mmを追加
2018年3月6日 13:07
株式会社ニコンイメージングジャパンは、高性能レンズ保護フィルター「ARCREST」（アルクレスト）シリーズの新口径として、52mm、58mm、62mmの3サイズを3月16日に発売する。
希望小売価格は、52mmが税別8,000円、58mmが税別9,250円、62mmが税別1万500円。
本製品は、420～680nmの可視光域で片面反射率約0.1％に近づけた超低反射率の多層膜コーティング「ゼロワンARコート」を採用したレンズ保護フィルター。独自の撥水・撥油コートが施されている。
波長の違いによる反射率のバラツキが小さく、カラーバランスの乱れを極限まで抑えており、ゴースト・フレアの発生を低減。装着することで生じるレンズ本来の描写力の低下を最小限にとどめ、コントラストが高く階調豊かな映像表現を可能だという。
また、ガラスとフレームの間に特殊なエラストマ－を挿入してマウントし、ガラスにかかる応力を大幅に軽減。マウントによる歪みを最小限に抑えた「フラットプレーンシステム」を採用している。
NIKKORレンズにも採用されている高品質な光学ガラスを採用し、新たに開発した高精度な研磨技術によって干渉縞1本以下という極めて高い平面精度を実現した。
なお、一般的な保護フィルターに比べ約30％の厚さを削減した、3.4mm（φ95mmは3.9mm）の薄型フレーム設計によって、超広角レンズ使用時もケラレが発生しないという。
対応するレンズについても、ニコンの製品情報ページで詳しく確認できる。
既存口径として67mm、72mm、77mm、82mm、95mmの5サイズをラインナップ。CP+2018で52mm、58mm、62mmの小口径タイプを開発中として展示していた。
