イベント告知

ニコンミュージアム、"ぜひともご覧いただきたい約30点"を展示予告

約4万点の所蔵品から選出 ライフ誌依頼のニコンSブラックなど

株式会社ニコンが運営するニコンミュージアムは、企画展「コレクション展」を2019年4月2日(火)から6月29日(土)まで開催する。

同館が所蔵する約4万点の資料から選出された、「ぜひともご覧いただきたい約30点」を展示するという企画。カメラ、測定機器、産業用装置などを通じて、知られざるニコンを見られる貴重な機会としている。

併せて、1966年にニコン(当時:日本光学工業)が企画した映画「科学の眼-ニコン-」を企画展エリアの大型スクリーンでリピート上映するという。当時の光学ガラスの製造、レンズやカメラの設計・製造・検査などの実際の工程が見られる企業PR用の映画。

ニコンミュージアムの所在地は東京都港区港南2-15-13 品川インターシティC棟2F。開館時間は10〜18時(最終入館17時30分)。入館料は無料。日曜・祝日・同館の定める日・4月28日〜5月6日は休館。

主な展示品(プレスリリースより引用)

測風経緯儀(1930年)

気球を上空に放ち、その動きから風向、風速を測定する測風気球観測用の経緯儀。

測風経緯儀(1930年)

フィッシュアイ・ニッコール 16.5mm F8(1941年)

ニコン(当時:日本光学工業)が初めて製作した魚眼レンズ。

フィッシュアイ・ニッコール 16.5mm F8(1941年)

ニコンSブラック(1951年)

米国ライフ誌の依頼により、戦場で目立ちにくくするために外観を黒色に塗装。

ニコンSブラック(1951年)

インバージョンビューワー(1962年)

ニコン独自開発の光学系、照明系によって、モノクロネガフィルムの白黒を反転してポジ像として表示する装置。

インバージョンビューワー(1962年)

手持眼底カメラ(1963年)

眼底撮影用の特殊な照明系と撮影光学系を「ニコンF」に装着した医療用眼底撮影カメラ。

手持眼底カメラ(1963年)

ニコン50mmアストロカメラ(1971年)

星野(せいや)写真を撮影するために開発された口径50mm、焦点距離200mmの6×9判カメラ。

ニコン50mmアストロカメラ(1971年)

ニコンF50ゴールド(1997年)

ニコンF50の生産100万台達成記念に製作された未発売モデル。

ニコンF50ゴールド(1997年)