デジタルカメラマガジン
カメラとレンズの基礎を理解して中級者に!「すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ」出ました
大好評「すずちゃんの上達やくそくBOOK」第2弾で脱・初心者を目指そう!
2018年11月22日 12:08
デジカメ Watch編集部のお隣「デジタルカメラマガジン」編集部では、「すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ」を出版しました。11月22日発売、税別1,600円です。
すでに7刷を超えたロングセラー「すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ」の第2弾となる本書は、「はじめて」のカメラ初心者からステップアップしたい方に向けて制作しています。
著者の「すずちゃん先生」こと鈴木知子さんは、編集部から第2弾の企画を相談された際、思い切ってカメラとレンズの仕組みから学び直せる内容にしようと思ったそうです。その理由は、写真とは中級レベルでも上級レベルでも、基本的な知識がベースになるものだから。写真教室にやって来る生徒の皆さんの中には、カメラの操作に慣れて、撮りたいと思っていた写真が撮れるようになると、いつも同じような写真になってしまうと悩む方も多いそうです。鈴木さん本人も、そういうときはいつも基本を思い返すようにしているとのこと。
本編は人気講師としてたくさんの講座やセミナーを受け持つ著者ならではの視点で、中級レベルに到達するまでにありがちな数々のつまずきや失敗を振り返り、それを克服できるような内容になっています。カメラの操作や撮影テクニックだけでなく、カメラとレンズの原理から解説することで、撮影時に起こる疑問や、思うようにいかないつまずきの理由が理解でき、しっかり学ぶことができるそうです。本書のタイトルは、まさに内容に即したものになっているわけですね。
カメラ編、レンズ編、撮影テクニック編の3章立てで、合計18個のテーマを扱っており、1つのテーマが6ページで構成されています。つまずき発見→基礎知識の習得→演習の3ステップで1テーマを攻略できるようになっているので、リズムに乗って読み進めていくことができます。カメラやレンズの原理は専門用語などもあり覚えにくいものですが、豊富なイラストや図版で解説されているので、絵事典のように眺めるのも楽しいです。
著者のブログを写真集にしたような、きれいな写真の数々にも癒やされます。 本編の最後には総仕上げテストも付いているので、読後にぜひチャレンジしてみたいところ。
鈴木知子さんからは、
「この本をじっくり読み込んでいただくことで、目標は脱初心者!知識が増えた分、今までとは違った表現の写真が撮れるようになるはずです。目で見て覚えていくことで、次に買うカメラやレンズ選びの参考にもなりますよ。写真の教科書として、何度でも読み返してくださいね」
とのコメントが寄せられました。伸び悩み・マンネリ気味の写真生活に悩んでいる方には、必読の1冊となりそうです!
鈴木知子(すずきともこ)
神奈川県横浜市出身。東京工芸大学短期大学部卒業後、広告撮影プロダクションに入社。写真家、柳瀬桐人氏ほかのアシスタントを経験後、アパレルやコスメなどのコマーシャルフォト、また近年はスナップフォトを中心に雑誌への作品提供や写真コンテストの審査員、セミナー講師、写真書籍などの執筆も行なっている。1日1枚の写真で綴る、フォトブログ「すずちゃんのカメラ!かめら!camera!」を運営している。