コンテスト

ビックカメラ主催「BicCamera Photo World 2025」の受賞作品が発表。応募総数は5万3,785点

ビックカメラが主催するフォトコンテスト「BicCamera Photo World 2025」の受賞作品が、4月30日(水)に発表された。2024年11月1日(金)~2025年2月28日(金)にかけて作品を募集しており、応募総数は5万3,785点におよんだ。

写真文化発展への貢献を目的としたフォトコンテスト。自由部門・ネイチャー部門・U18部門・スマートフォン部門の4部門で作品を募集。カメラ、スマートフォンなど撮影機材は不問で、デジタル/プリントのどちらでも応募可能としていた。

各部門の金賞に加えて、4部門を通じて最も優れた作品として最優秀賞を選出。最優秀賞に選ばれたのは、林純一さんの「森の遊園地」だった。

審査員を務めたのは熊切大輔さん(審査委員長)、織作峰子さん、ハービー・山口さん、山口規子さん。またゲスト審査員としてCOWCOW 善しさんも参加した。

なお、6月12日(木)~6月24日(火)にかけて受賞作品展を開催する。場所はギャラリー 路草(東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東五号館14階)。開催時間は11時00分~19時00分まで。水曜日は休館。

最優秀賞

森の遊園地|林純一さん

写真表現は瞬間を切り撮って永遠にします。動画などでは「その前、その後」が写りますが、写真では見ることができません。 だからこそ、それを見る人の心のなかで想像し、思い思いのストーリーを感じることができるのです。
本作はそんな物語を妄想できる作品表現になっています。シルエットで構成された画は良い意味で抽象的な表現となり、影絵のようなイメージを作り出します。 木の葉を舞い上げるような動きは無重力を思わせるような演出になっており、不思議な感覚におちいります。
逆光による光の表現で現れてゴーストの輪と観覧車の円と韻を踏んであり偶然が生み出すデザイン的構図の面白さが生まれています。 それら様々な要素が全てぎゅっと詰まって内容の濃い、映画のワンシーンのような作品表現に至っています。

審査コメント:熊切大輔さん(審査委員長)

自由部門:金賞

それ、あたしの|近藤真波さん

ネイチャー部門:金賞

遊び仲間|増田晋一さん

アンダー18部門:金賞

叫び|荒井七実さん

スマートフォン部門:金賞

なつまつり|河原利花さん

ゲスト審査員賞

お手伝いのあとで|岩川 皓司 さん