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カールツァイス、フルサイズEマウントレンズ「Batis」を国内発売

有機ELディスプレイ付きのAF単焦点レンズ 25mmと85mm

Batis 2/25
Batis 1.8/85

カールツァイスは、35mmフルサイズのEマウントレンズ「Batis 2/25」および「Batis 1.8/85」を8月に発売する。価格はBatis 2/25が15万1,000円、Batis 1.8/85が14万500円(いずれも税別)。

いずれも4月22日に海外で発表していたレンズ。国内での発売が決定した。

リニアモーターによるAFに対応。ソニーα7/7 IIのファストハイブリッドAFに対応しており、位相差測距点117点全域でAFが可能となっている。

鏡胴に有機ELディスプレイを備えるのも特徴。撮影距離と被写界深度が表示される。表示はOFFにできるほか、メートルとフィートの切り替えも可能。

いずれもフローティング機構を備える。

Batis 2/25は、25mm F2の超広角レンズ。レンズ構成は両面非球面レンズ4枚、特殊低分散レンズ5枚を含む8群10枚。最短撮影距離は20cm。絞り羽根は9枚。フィルター径は67mm。全長×最大径は92×81mm、重量は335g。

Batis 1.8/85は、85mm F1.8の中望遠レンズ。こちらのみ手ブレ補正機構を搭載する。α7 IIにおいては、角度ブレをレンズ側で、シフトブレと回転ブレをボディ側で補正する。

レンズ構成は特殊低分散レンズ3枚を含む8群11枚。最短撮影距離は80cm。絞り羽根は9枚。フィルター径は67mm。全長×最大径は105×81mm、重量は475g。

なおカールツァイスでは、フルサイズEマウント対応レンズとしてMFの「Loxia 2/35」と「Loxia 2/50」をラインナップしている。

(本誌:武石修)