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「RICOH THETA」と専用アプリがアップデート

 リコーイメージングは27日、全天球カメラ「RICOH THETA」に関する各種アップデートを告知した。THETA本体、スマートデバイス用アプリ、theta360.comの機能向上を含む。

 詳しい内容は次の通り(引用)。

RICOH THETAファームウェアの変更内容(バージョン01.21)

  • ISO感度の上限がISO800になりました。
  • 露出制御の安定性が向上しました。
  • 蛍光灯下でのちらつきを低減しました。

 リコーイメージングによると、今回のアップデートは主に室内撮影を意識。室内や夜景のシーンでTHETAを固定して撮影する際、感度上限をISO800に抑えることでよりノイズが少なく撮れるようにとの変更だという(THETAは感度制御がオートのため)。従来の感度上限はISO1600。

「RICOH THETA」アプリの更新内容(iOS版1.6.0/Android版1.4.0)

  • 設定画面からRICOH THETAに関する最新情報を取得できるようになりました。
  • アプリアルバムのデザインを変更しました。
  • カメラロール保存時の処理を高速化しました。(iOS版のみ)

theta360.comの更新内容

  • 埋め込みコード生成時に自動再生ON、OFFを選択できるようになりました。ただし、同一ページ内で自動再生できる全天球イメージは2つまでです。
  • 自動再生OFFで埋め込んだ全天球イメージをクリックした場合に、埋め込み先のページ内でぐりぐりできるようになりました。

 THETA(シータ)は、前後に2つの光学系を持ち、ワンショットで全天球イメージを撮影できるカメラ。スマートフォンから撮影操作や画像閲覧を行なう。発売は2013年11月。実勢価格は4万4,800円前後。

(本誌:鈴木誠)