岡嶋和幸の「あとで買う」

1,765点目:重量級だが描写性能に優れた標準レンズ

Carl Zeiss「Otus ML 50mm F1.4」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Carl Zeiss「Otus ML 50mm F1.4」

昨日に続いてMFレンズです。Carl Zeiss(カールツァイス)の50mmです。

『デジタルカメラマガジン』の2026年4月号で、4月発売の「Otus ML 35mm F1.4」のレビュー記事を担当したのですが、その優れた描写性能や操作しやすいフォーカスリングの虜になりました。

昨年、「Otus ML 50mm F1.4」と「Otus ML 85mm F1.4」が登場し、今回35mmが追加されました。4月発売で、現在は予約受付中です。そのキヤノンRFマウント用を一足先に使ってみたのですが、この35mmも50mmと85mmと同じく、ソニーEマウント用とニコンZマウント用がラインアップされています。

35mmを使ってみて驚いたのが発色の良さ。詳しくは誌面のほうをご覧いただきたいのですが、プリント表現にこだわるのなら、このレンズは必要です。

販売価格は26万4,192円前後。40mmや45mmだとうれしいのですが、さすがにこのお値段なので、どれか1本を選ぶとしたら35mmより50mmでしょうか。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。