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RICOH THETAがアップデート

Googleマップのオリジナルストリートビューが制作可能に

 リコーイメージングは30日、全天球イメージを撮影できる「RICOH THETA」に関するアップデートを告知した。THETAがGoogleのPhoto Sphere XMPに対応したことにより、GoogleマップおよびGoogle+での共有に対応したという。併せてPCクライアントやモバイルアプリも更新している。

画像はTHETAのWebサイトより(以下同)

 それぞれの告知内容は次の通り(引用)。

Googleサービスで可能になること

  • 全天球イメージをGoogleマップストリートビューへ投稿でき、投稿されたものを閲覧することもできます。*1
  • Google+では、全天球イメージを簡単に投稿でき、それを友達と共有することが可能になります。
  • 全天球イメージを投稿しGoogleマップのビューコミュニティ上でリンクさせることにより、自分のストリートビューを作成することができます。
    *1 Google+の最新バージョンに含まれている “Google Photos”アプリか、Google PlayエディションやNexusデバイスで入手できる “ギャラリー” アプリを使って、Androidで利用できます。
全天球イメージを繋いでオリジナルのストリートビューを作成・共有可能に

Windows用・Mac用バージョン1.5.0の更新内容

  • 全天球イメージ表示時に「ファイル」の「天頂補正書き出し」から、傾きが補正され、Photo Sphere XMPメタデータが追加された全天球イメージを生成できるようになりました。
  • タブレットPCでタッチパネル操作による全天球イメージの拡大縮小ができるようになりました。なお、本機能を実行するにはAIRランタイム4.0をインストールしていただく必要があります。
  • 全天球イメージ表示時に、「表示」から「次へ」「前へ」を選択できるようになりました。
  • 全天球イメージ表示時に、ナビゲーションから「>(次のファイル)」「<(前のファイル)」を選択できるようになりました。
  • 起動時に完了通知が表示されるようになりました。

iOS用バージョン1.5.0の新機能

  • 全天球イメージをカメラロールに保存できるようになりました。
  • カメラロール保存時にはPhoto Sphere XMPメタデータが追加されます。
  • カメラロールにある全天球イメージを閲覧できるようになりました。
  • カメラからiPhoneに全天球イメージを転送中、iPhoneが自動ロックしないようになりました。

Android用バージョン1.2.0の新機能

  • 全天球イメージをギャラリーに保存できるようになりました。
  • ギャラリー保存時には傾き補正され、Photo Sphere XMPメタデータが追加されます。
  • ギャラリーに保存されている全天球イメージを閲覧できるようになりました。
THETA画像をスマートフォンの端末アルバムへ保存可能になった。Photo Sphere対応のアプリなどで閲覧できる

 THETA(シータ)は、前後に2つの光学系を持ち、ワンショットで全天球イメージを撮影できるカメラ。スマートフォンから撮影操作や画像閲覧を行なう。発売は2013年11月。実勢価格は4万4,800円前後。

RICOH THETA

(本誌:鈴木誠)