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富士フイルム、Wi-Fi搭載の20倍ズームコンパクト「FinePix F900EXR」など
(2013/1/30 18:04)
富士フイルムは、コンパクトデジタルカメラ「FinePix F900EXR」、「FinePix F820EXR」を3月9日に発売する。価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格はF900EXRが4万円前後、F820EXRが3万円前後の見込み。
FinePix F900EXR
25-500mm相当の20倍ズームレンズを搭載するモデル。Wi-Fi機能を利用して撮影画像のスマホ転送やPC保存を行なえる。また、高速赤外線通信(IrSimple/IrSS)機能を利用して携帯電話などへの転送も可能。
画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」を採用し、世界最速という0.05秒AFを謳う。起動1.1秒、撮影間隔0.5秒、最速11コマ/秒といったスピード性能も特徴とする。
撮像素子は1/2型有効1,600万画素のEXR CMOS IIセンサー。RAW記録に対応する。
FinePix F820EXR
Wi-Fi非搭載モデル。レンズは25-450mm相当の18倍ズームとした。F900EXRと同様にEXRプロセッサーIIを搭載し、0.21秒AF、1.1秒起動、9コマ/秒の連写といった性能を有する。
F900EXRと同様、連写合成を用いて手持ちで夜景撮影できるモードや、アート風の表現を楽しめる8種類の「アドバンストフィルター」を搭載。フルHD動画記録にも対応する。
撮像素子は1/2型有効1,600万画素のEXR CMOSセンサー。RAW記録は非対応。
製品名 | FinePix F900EXR | FinePix F820EXR |
---|---|---|
撮像素子 | 1/2型有効1,600万画素EXR CMOS II | 1/2型有効1,600万画素EXR CMOS |
レンズ | 25-500mm相当(35mm判換算)F3.5-5.3 | 25-450mm相当(35mm判換算)F3.5-5.8 |
最短撮影距離 (レンズ前) | 5cm(マクロモード広角端) 1.3m(マクロモード望遠端) | |
手ブレ補正 | センサーシフト式 | |
感度 | ISO100-3200(フル画素) ISO6400(画像サイズM/S)、ISO12800(画像サイズS) | |
露出プログラム | プログラムAE、絞り優先AE、シャッタースピード優先AE/マニュアル | |
測光方式 | マルチ、スポット、アベレージ | |
シャッター速度 | 8-1/2,000秒(全モードあわせて) | |
液晶モニター | 3型約92万ドット | |
記録メディア | SDXC/SDHC/SDメモリーカード 内蔵メモリー(約21MB) | |
連写速度 | 約11枚/秒(5枚まで)など | 約9枚/秒(5枚まで)など |
動画記録 | H.264(1,920×1,080・60fps)など | |
バッテリー | リチウムイオンバッテリーパックNP-50A | |
撮影可能枚数 | 約260枚 | 約250枚 |
外形寸法 | 105.1×61.0×36.0mm | 105.1×63.3×36.0mm |
質量 | 約212g(本体) 約232g(バッテリー、メモリーカード含む) | 約210g(本体) 約230g(バッテリー、メモリーカード含む) |
【2013年2月8日17時】記事初出時、FinePix F820EXRの機種名、撮像素子、レンズ焦点距離について、記事末の表に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
【2013年2月8日17時30分】FinePix F820EXRの製品画像内にスペック誤表記があったと連絡を受け、記事上部の斜め振り4点を同社提供の正しい画像に差し替えました。