シグマ、RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」Ver.5.3.1を公開

〜処理速度を高速化。倍率色収差補正機能も

 シグマは18日、RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新バージョンを公開した。バージョン番号は5.31。Windows用およびMac OS X用をダウンロードできる。

SIGMA Photo Pro 5.3.1。画面左下に倍率色収差機能のコントロールパネルが見える

 最新バージョンでの変更点は次の通り(シグマのダウンロードページより引用)。

  • SIGMA DP1Merrill, SIGMA DP2MerrillのRAWデータに対応しました
  • 倍率色収差補正機能を追加しました
  • SIGMA SD1,SIGMA SD1 Merrill, SIGMA DP1 Merrill, SIGMA DP2 MerrillのRAWデータの画像処理速度の高速化を図りました
  • レビューウィンドウの情報欄に製品名が表示されるようになりました。(SIGMA SD1,SIGMA SD1 Merrill, SIGMA DP1 Merrill, SIGMA DP2 Merrillのみ)
  • 表示画質優先モードにおいてホワイトバランスやノイズリダクション等の設定を変更しても表示速度優先モードを維持する仕様に変更しました
  • SIGMA Photo Pro 5.2.1においてJPEG画像をTIFFやJPEGに再保存するとリサイズされてしまう現象を修正しました(Windows用のみ)
  • Mac OS 10.7の環境でレビューウィンドウのコマ送り利用するとクラッシュする現象を修正しました(Mac OS X用のみ)
  • バッチ処理を利用するとまれに現像時間が通常よりも長くかかってしまう現象を修正しました(Mac OS X用のみ)
  • 印刷ダイアログを表示するとフリーズする現象を修正しました(Mac OS X用のみ)



(本誌:折本幸治)

2012/7/19 14:48