キヤノン、「EOS 5D Mark III」露出表示値現象の無償対応を開始


 キヤノンは15日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」で上面表示パネルの照明により露出表示値が変化する現象について、希望者に無償サービス対応を行なうと発表した。Webサイトから申し込める。

EOS 5D Mark III。価格はオープンプライス。実勢価格は35万8,000円前後

 現象は、周囲が暗い環境下で本体上面表示パネルの照明を点灯すると露出表示値が変化する場合があるというもの。4月25日の予告通り、5月15日に対応を開始した。

 対象製品は、本体No.の頭から6桁目の数字が「1」および「2」の個体(例:「xxxxx1xxxxxx」および「xxxxx2xxxxxx」、xは任意の数字)。 規定の保証期間が過ぎていても無償でサービス対応するとしている。

 暗い環境下とはボディキャップまたはレンズキャップを装着した場合などであり、同社では「レンズを装着した撮影では特に大きな露出への影響はない」としている。




(本誌:鈴木誠)

2012/5/15 14:18