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テキストからの効果音生成など、「Adobe Firefly」がアップデート

キーフレーム画像の切り抜きから動画を作ることも

アドビは7月18日(金)、「Adobe Firefly Video Model」をアップデートしたと発表。サードパーティのAIモデルを拡大したほか、テキストからの効果音生成などの新機能を追加した。

「Adobe Firefly Video Model」は、AIサービス「Adobe Firefly」の動画生成モデル。4月より正式版として起用されている。

利用可能なサードパーティーの生成AIモデルを拡大

Fireflyボードに「Gen-4 Video」「Google Vfeo3」(Audioを含む)を、動画生成に「Veo 3」(Audioを含む)を導入した。

また、近日中にTopaz Labs「Image」「Video Upscalers」、Moonvalley「Marey」がFireflyボードで利用可能になる。

現在Fireflyボードで利用可能なLuma AI「Ray2」「Pika 2.2」については、まもなく動画生成機能にも追加されるという。

テキスト・音声から効果音を生成

テキストプロンプトや自分の声から効果音が生成できる。声の抑揚でタイミングや強さも調整可能。

いずれもベータ版としての提供となる。商用利用に対応している。

構成参照が動画にも対応

アップロードした参照動画をもとに、生成する動画に参照元の構図を適用する。

スタイルプリセット

プリセットから選択した視覚スタイルをワンクリックで適用可能に。

キーフレーム画像の切り抜き

最初のフレームと最後のフレームをアップロードし、キーフレーム画像の切り抜きを指定してシーン描写のプロンプトを入力すると、Fireflyがビデオを生成する。

本誌:折本幸治