シグマ、「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」ニコン用を22日に発売


 シグマは15日、交換レンズ「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM」のニコン用を7月22日に発売すると発表した。

APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM

 既存のマクロレンズ「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM」の光学系を最新のものとし、手ブレ補正機構「OS」を追加した製品。キヤノン用とシグマ用がすでに発売済み。未定となっていたニコン用の発売日が決まった。

 等倍での撮影に対応した望遠マクロレンズで、35mm判のイメージサークルをカバー。最短撮影距離は38cm。9枚羽根の円形絞りを採用する。

 レンズ構成は、SLDガラス3枚を含む13群19枚。2つのレンズ群を異なる量で動かすフローティングインナーフォーカスを採用。撮影距離の変化による非点収差や球面収差の変動を抑えたという。

 AF駆動用に超音波モーターのHSM(Hyper Sonic Motor)を内蔵。AFでピントを合わせた後にMFで微調整が行なえるフルタイムマニュアルにも対応している。

 三脚座とレンズフードが付属。APS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載するデジタルカメラに合わせ、レンズフードを延長する専用フードアダプターも同梱している。

 フィルター径は72mm。外形寸法は79.6×150mm。重量は1,150g。※数値はいずれもシグマ用



(本誌:折本幸治)

2011/7/15 13:33