ペンタックス、簡易防滴機構を備えた「D FA MACRO 100mm F2.8 WR」


 ペンタックスは、交換レンズ「D FA MACRO 100mm F2.8 WR」を12月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円台前半の見込み。当初月産数量は1,000本。

D FA MACRO 100mm F2.8 WR

 35mm判のイメージサークルに対応したマクロレンズ。等倍での撮影が行なえる。従来モデル「D FA MACRO 100mm F2.8」からデザインを一新、外装をアルミ削り出しの金属製に変更したほか、簡易防滴構造「WR」(Weather Resistant)を採用し、雨天や霧中をはじめとした、水しぶきのかかる場所での耐久性と信頼性を向上した。WRを備えた交換レンズとしては、「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL WR」と「DA 50-200mm F4-5.6 ED WR」に続く3本目となる。

 光学系はD FA MACRO 100mm F2.8と共通だが、ペンタックスのマクロレンズとして初めて円形絞りを採用。レンズ前面には汚れに強いというSP(Super Protect)コーティングを施す。レンズ構成は8群9枚と変更はない。

 また、ピントリングの機構も見直した。これに伴い、最大径が従来比約2.5mm縮小。AF合焦後にMFへの切り替え操作をすることなくピントの微調整が行なえるクイックシフトフォーカス機構を備える。なお、絞りリングは省略した。

 35mm判換算の焦点距離は153mm相当。最短撮影距離は30.3cm、ワーキングディスタンスは13cm。フィルター径は49mm。本体サイズは65×80.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約340g。ケースとフードを付属する。

 このほか、マクロストロボ「AF160FC」同梱の「D FA MACRO」レンズ専用アダプターを使用できる。