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ソニーE初の魚眼ズームレンズ「FE 8-14mm F3.5 Fisheye G」
ズーム全域でF3.5 星景・VRなどを考慮した「フォーカスホールド」を新設
2026年9月8日 23:06
ソニーは、35mmフルサイズ対応のEマウントレンズ「FE 8-14mm F3.5 Fisheye G(SEL814G)」を10月9日(金)に発売する。市場推定価格は26万円前後。
ソニー初となるEマウントのフィッシュアイ(魚眼)ズームレンズ。クラスとしては「Gレンズ」に属する。
待望の「純」魚眼レンズ
単焦点の魚眼レンズと異なり、ズームすることで円周魚眼(360°)から対角魚眼(180°)になる。
APS-C機に装着した場合は、約12-21mm相当の対角線魚眼ズームとして機能する。
ちなみにズームではなく単焦点であっても、Eマウント用のソニー純正魚眼レンズは今回が初の製品化となる。「E 16mm F2.8」「FE 28mm F2」に魚眼コンバーターレンズを装着することで、対角魚眼にすることは可能だった。
鏡筒には「ズームロックスイッチ」を搭載。フルサイズ円周魚眼(8mm)、フルサイズ対角線魚眼(14mm)、APS-C対角線魚眼(中間位置)の3カ所でズームリングを固定でき、意図しない画角のズレを防ぐことができる。
なお16:9での動画撮影時には広角側で上下が切り取られ、望遠側では静止画に比べて垂直方向の画角が狭くなる。
光学系はED非球面レンズを含む13群16枚
光学系はED(特殊低分散)ガラス4枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ2枚を含む13群16枚構成。ズーム全域で周辺までの高い解像性能を実現したという。
突出したレンズ最前面には、撥水・防汚効果のあるフッ素コーティングを施している。
ズーム全域で最短撮影距離は15cm。
上位モデルと同じくダブルリニアモーターを採用
AF駆動にはダブルリニアモーターを採用し、静粛で滑らかなフォーカシングを実現。ミラーレスカメラ「α9 III」の最高約120コマ/秒の高速連写時においてもAF/AE追随が可能としている。
フォーカスモードスイッチ内に、ソニー製レンズで初となる「フォーカスホールド(FH)」ポジションを新設。MF(マニュアルフォーカス)でピントを合わせた後にFHへ切り替えることでピント位置を固定でき、星空撮影やVR撮影時の誤操作を防ぐという。
VR用途にも
レンズマウント部には市販のシートフィルターを装着できるリアフィルターホルダーを装備。シート作成時に使うカッティング用テンプレートも付属する。
鏡筒は防塵防滴に配慮した設計。全長82.8mm、直径63.1mmと小型で、重量は約314g。
レンズフードは専用設計の着脱式。対角魚眼以外ではさすがにケラレが生じる。
VR用途での使用も想定されている。デジタルシネマカメラ「VENICE」と「エクステンションシステムMini」を2セット組み合わせることで、瞳孔間距離(IPD)64mmでの180°VR制作や、3セットを用いた360°VR制作などにも対応する。
主な仕様
- マウント:ソニーE
- 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ
- 焦点距離:8-14mm
- レンズ構成:13群16枚(ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ2枚、EDガラス4枚含む)
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離:0.15m(ズーム全域)
- 最大撮影倍率:0.22倍
- 外形寸法:約φ63.1×82.8mm
- 質量:約314g
- 付属品:専用レンズフード(ALC-SH186)、レンズフロントキャップ(単品販売なし)、レンズリアキャップ(ALC-R1EM)、カッティング用テンプレート







