ニュース
日本スポーツプレス協会、画像の真正性規格団体「C2PA」に加入
日本の写真家団体で初
2026年9月28日 16:38
一般社団法人日本スポーツプレス協会(AJPS)は9月25日(金)、デジタルコンテンツの技術標準策定を進める国際団体「C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)」にContributor Memberとして参加したと発表した。C2PAに日本の写真家団体が参加するのは初のこととなる。
AJPSは1976年にフリーランスのスポーツジャーナリストによって設立された団体。近年、著作者の許諾なしに画像や映像が生成AIに取り込まれ、フェイクコンテンツの流通やハルシネーション(偽情報の出力・生成)が多発している現状を受け、情報の真正性を担保してスポーツジャーナリズムの存在価値を守るべくC2PAへの参加を決定した。
今後はC2PAのContributor Memberとして、スポーツジャーナリズムの立場から規格がより良いものになるようワーキンググループへの参加や実証実験への協力を行う。
また、協会独自の視点からも実証実験を実施し、その成果についてWebサイトや年1回発行予定のマガジン誌を通じて積極的に発信していく方針としている。
これらの取り組み成果を組織全体で共有し、会員への早期実装を支援・推進することで、スポーツ報道における映像および画像の真正性担保を強化する構えだ。
C2PAは、映像や画像の来歴を証明することでデジタルデータの真正性を証明する技術規格を開発する団体。運営委員会はアドビ、Google、Microsoft、ソニーなどのメンバーで構成。そのほかAP通信、AFP通信、BBC、NHK、The New York Timesなどの報道機関も多数参画しており、今後の国際標準規格となることが期待されている。
