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ニコン、20万円台前半のフルサイズミラーレスカメラ「Z5IIC」

水族館撮影向けの「魚」認識を搭載

ニコンは、35mmフルサイズセンサー採用のミラーレスカメラの新製品「Z5IIC」を10月23日(金)に発売する。ボディ単体の直販価格は23万8,700円。ブラックに加え、シルバーカラーの本体も選択できる。

ブラック
シルバー

基本性能は「Z5II」を踏襲しつつEVFを省略。ボディ正面をフラットにしたボディシェイプを採用したZマウントのミラーレスカメラ。9月24日に海外で発表され、このたび日本でも正式に発売がアナウンスされた。

ボディ上面のEVF格納部をなくしたことで、高さを80.5mmに抑えている(Z5IIは100.5mm)。モードダイヤルもボディ上面に埋め込まれるように配置され、カバンなどから出す際、ひっかかりを気にせず取り出せるデザインといえる。

一方、右手用のグリップは健在で、グリップ先端のサブコマンドダイヤルも省略されていない。マウント基部には任意の機能を割り当てられるFn1、Fn2ボタンも見られ、EVFを除く使い勝手や操作性については、ベースモデルから大きく損なわれていないと想像できる。

撮像素子は有効2,450万画素CMOSセンサー。画像処理エンジンには「EXPEED 7」を採用。最高7.5段分のボディ内手ブレ補正機構や最高約14コマ/秒の連写性能などは「Z5II」を踏襲する。

新機能としては、被写体認識に「魚」が追加された。水族館での撮影を想定したもので、高感度に強いフルサイズセンサーと組み合わせた結果に期待したい。

また、ニコンのフルサイズミラーレスカメラとして初めて、モードダイヤルにシーンモードを備えている。その横には「ピクチャーコントロールボタン」を装備。「Nikon Imaging Cloud」からイメージレシピを取り込むなど、画作りに対する楽しさを提案する。

「Z5II」と同様に、4K60pやFHD120pの動画記録が可能。N-RAWの内部収録や10-bit N-Logでの記録もサポートしている。

同じくファインダーレスのZマウントボディ「ZR」との主な違いは、大きめのグリップとメカシャッターを有すること、動画RAWでR3D NEコーデックを選択できないことなど。バリアングル式の背面モニターも「Z5IIC」が3.2型約104万ドット、「ZR」が4型約307万ドットという違いがある。

直販価格

  • Z5IIC本体(ブラック):23万8,700円
  • Z5IIC本体(シルバー)::23万8700円
  • Z5IIC 24-50 レンズキット(ブラック):27万9,400円
  • Z5IIC 24-50 レンズキット(シルバー):27万9,400円

主な仕様

  • 撮像素子:有効2,450万画素 フルサイズCMOSセンサー(FXフォーマット)
  • 映像エンジン:EXPEED 7
  • 手ブレ補正:最高7.5段(ボディ内5軸)
  • 背面モニター:3.2型バリアングル式TFT液晶(約104万ドット、タッチパネル)
  • 記録メディア:SDメモリーカード(UHS-II対応)
  • 動画記録形式:4K60p、FHD120p、N-RAW(12-bit)内蔵記録など
  • 外形寸法:約134×80.5×72mm
  • 質量:約620g(バッテリー、メモリーカード含む)、約538g(本体のみ)
本誌:折本幸治