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広ダイナミックレンジの天体撮影用モノクロCMOSカメラ

ソニー製イメージセンサーを採用

株式会社サイトロンジャパンは、Player Oneの天体撮影向けカメラ「XENA 585M」を6月9日(火)に発売する。

ソニー製の裏面照射型モノクロCMOSセンサー「IMX585」を採用。ピクセルピッチ2.9μm、画素数は約830万。

最大飽和電荷容量(FullWell)47ke-により、広いダイナミックレンジを生かした撮影が可能という。ガイドカメラ用途に加え、星雲などのディープスカイ撮影にも対応する。さらに、月や太陽などの輝度差の大きい天体撮影向けのHDR(ハイダイナミックレンジ)モードも備えている。

ゲイン210以上で自動的にHCG(ハイコンバージョンゲイン)モードへ切り替わり、読み出しノイズレベルが下がる機能もある。

128MBのDDR3メモリを搭載し、フレームドロップを抑制して安定したデータ読み出しが行える。

撮影モードは対応ソフト「SharpCap」「N.I.N.A.」「FireCapture」で切り替えが可能。

このほか、長時間露光時に画像の一部が不自然に明るく写る現象を抑えるノンアンプグロー、ホットピクセルやクールピクセルを自動補正するDPS(デッドピクセルサプレッション)を利用できる。USB給電時の異常から回路を保護する過電流・過電圧保護システムも搭載している。

  • イメージセンサー:ソニー IMX585(モノクロ)
  • フォーマット:1.2型(11.2×6.3mm)
  • 解像度:3,856×2,180(約830万画素)
  • ピクセルピッチ:2.9μm
  • シャッター:ローリングシャッター
  • シャッター速度:32μ秒~2,000秒
  • QE:最大約91%
  • 飽和電荷容量:47ke-
  • A/Dコンバーター:12bit
  • 内部キャッシュ:DDR3 128MB
  • 読み出しノイズ:7.2~0.7e-
  • HCGモード:対応(210~)
  • 最大フレームレート:47fps(10bit)
  • 保護ガラス:AR Plusマルチコート(クリア、21×1.1mm)
  • ガイドポート:ST4互換(RJ12)
  • フランジバック:7.5mm
  • 接続規格:31.7mm(M28.5)
  • フィルター:1.25インチ用(M28.5)
  • データポート:USB 3.0/USB 2.0
  • 全長:64.8mm(ノーズピースを含む)
  • 質量:約65g
  • 対応OS:Windows 7/8/10/11
  • 価格:7万2,000円前後
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。