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球面収差をコントロールできる「PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8」にキヤノンRF/ニコンZ用が追加

キヤノンRFマウント用

株式会社コシナは、フォクトレンダーの交換レンズ「PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8」のキヤノンRF、ニコンZマウント用を2月に発売する。希望小売価格は16万5,000円。

球面収差のコントロール機能を搭載した中望遠MFレンズ。2025年6月にソニーEマウント用を発売済み。

レンズ先端に備えたリングを操作すると、前玉の位置が変動。補正不足(アンダーコレクション)および補正過剰(オーバーコレクション)の状態をコントロールすることで、ボケ表現を変化させられるという趣向のモデルとなっている。

アンダーコレクションとした場合は、ピントの芯が不明瞭となりハイライト部分にフレアが発生し、後ボケはなだらかな描写になる。一方、オーバーコレクションの場合はピントの芯が残り、後ボケが硬くなるとしている。

光学設計上では不具合とされるこれらの描写を、個性的な写真表現へとつなげることを目的として企画したという。

球面収差コントロールのイメージ

また通常、前玉を動かすことで変わってしまうピント位置については、後玉を連動して前後させることでずれをなくしているとのこと。なお、前玉を大きく動かす仕様のため、レンズフードの発売は予定していないという。

このほかレンズには電子接点を搭載。Exif情報の記録や、対応ボディとの組み合わせにおける手ブレ補正、フォーカスアシスト機能にも対応する。

鏡筒はカメラのボディデザインに合わせて変更。例えばフォーカスリングの金属加工仕上げとして、キヤノンRFマウント用はダイヤパターンを、ニコンZマウント用はストレートなローレットタイプを採用した。

ニコンZマウント用
  • 焦点距離:75mm
  • 口径比:1:1.8
  • 最小絞り:F11
  • レンズ構成:3群6枚
  • 絞り羽根枚数:9枚
  • 最短撮影距離:0.7m
  • 最大撮影倍率:1:7.4
  • フィルターサイズ:φ62mm
  • 外形寸法:φ70×86mm(キヤノンRF)、φ71.2×90mm(ニコンZ)
  • 重量:570g(キヤノンRF)、580g(ニコンZ)
本誌:宮本義朗