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ニコンZのDXフォーマット向けに初のマイクロレンズ「NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7」

ニコンは、APS-Cサイズのイメージセンサーに対応した標準マイクロレンズ「NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7」を10月31日(金)に発売する。直販価格は6万4,900円。

初めてのマイクロレンズ(他ブランドでいうところのマクロレンズ)。35mm判換算で焦点距離52.5mm相当の画角を持つ。最大撮影倍率は0.67倍。

Z50IIへの装着イメージ

最短撮影距離0.16mで、被写体にレンズ前面から約7cm(レンズフード装着時は約6cm)まで近づける。

マクロ撮影だけでなく、様々なシーンに対応する汎用性も持つ。日常のスナップやポートレート、旅先の風景まで、幅広い撮影シーンで活用できるという。

レンズ構成はED非球面レンズを含む7群8枚。パープルフリンジを抑制し、クリアでシャープな描写を実現したとする。

AF駆動用にSTM(ステッピングモーター)を採用。フォーカスブリージングも最低限に抑え、動画にも配慮した設計としている。

鏡筒にはコントロールリングを搭載。マウントには金属を採用している。

  • 焦点距離:35mm(35mm判換算52.5mm相当)
  • 最大口径比:1:1.7
  • レンズ構成:7群8枚(ED非球面レンズ1枚含む)
  • 最短撮影距離:0.16m
  • 最大撮影倍率:0.67倍
  • 絞り羽根:9枚(円形絞り)
  • 絞り:F1.7〜F16(撮影距離が∞の場合)/F3.2〜F22(0.16mの場合)
  • フィルター径:φ52mm
  • 外形寸法:約φ70×72mm
  • 質量:約220g
本誌:佐藤拓