ニュース
ニコンZのDXフォーマット向けに初のマイクロレンズ「NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7」
2025年10月16日 15:06
ニコンは、APS-Cサイズのイメージセンサーに対応した標準マイクロレンズ「NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7」を10月31日(金)に発売する。直販価格は6万4,900円。
初めてのマイクロレンズ(他ブランドでいうところのマクロレンズ)。35mm判換算で焦点距離52.5mm相当の画角を持つ。最大撮影倍率は0.67倍。
最短撮影距離0.16mで、被写体にレンズ前面から約7cm(レンズフード装着時は約6cm)まで近づける。
マクロ撮影だけでなく、様々なシーンに対応する汎用性も持つ。日常のスナップやポートレート、旅先の風景まで、幅広い撮影シーンで活用できるという。
レンズ構成はED非球面レンズを含む7群8枚。パープルフリンジを抑制し、クリアでシャープな描写を実現したとする。
AF駆動用にSTM(ステッピングモーター)を採用。フォーカスブリージングも最低限に抑え、動画にも配慮した設計としている。
鏡筒にはコントロールリングを搭載。マウントには金属を採用している。
- 焦点距離:35mm(35mm判換算52.5mm相当)
- 最大口径比:1:1.7
- レンズ構成:7群8枚(ED非球面レンズ1枚含む)
- 最短撮影距離:0.16m
- 最大撮影倍率:0.67倍
- 絞り羽根:9枚(円形絞り)
- 絞り:F1.7〜F16(撮影距離が∞の場合)/F3.2〜F22(0.16mの場合)
- フィルター径:φ52mm
- 外形寸法:約φ70×72mm
- 質量:約220g