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富士フイルムのメタバースがリニューアル。リファービッシュ販売とギャラリー貸出しを開始

ショールームは「愛おしさを哲学する写真機店」にリニューアル

リニューアルした「X&GFX SHOWROOM」

富士フイルムが運営するメタバース「House of Photography in Metaverse」(以下、HoP)で、10月1日(水)から新サービスがスタート。リファービッシュ品販売やメタバース空間の貸出しを開始している。またあわせて、「X&GFX SHOWROOM」のエリアもリニューアルした。

HoPは写真とカメラ好きが集うメタバース空間として、同社が2024年2月に運営を開始。自身がアバターとなり、仮想空間で写真展やセミナーなどのイベントが楽しめるほか、スタッフに相談もできるサービスとなっている。

新サービスとして、「X・GFXリファービッシュ品」の専売を開始。販売店から返品となった開封済み品、初期不良品などを修理・調整のうえ、撮影性能に問題ないと確認した製品を販売する。X&GFX SHOWROOMでアバターのコンシェルジュに在庫状況を確認して、商談へと進む。

イベントや個展、グループ展を開催したい人向けにメタバース空間の貸出しも始まった。HoP内にあるクラシックギャラリーもしくはパノラマギャラリーを、有償で2週間レンタルできる。また無料の展示スペースに作品を投稿できるサービスも展開。いずれも審査が必要となるため、諸条件をWebサイトで確認されたい。

X&GFX SHOWROOMは、その空間デザインを大幅にリニューアル。今年の2月から3月にかけてオープンしていたポップアップストア「愛おしさを哲学する写真機店」を再現した、白が基調の明るいデザインへと変更している。

本誌:宮本義朗