ニュース
ソニーCinema Lineカメラ「FX3」「FX3A」「FX30」がアップデート
“BIG6”ホーム画面の追加など
2025年8月26日 15:21
ソニーは8月26日(火)、Cinema Lineカメラ「FX3」「FX3A」「FX30」の本体ソフトウェアをアップデートした。
更新内容は共通。上位モデル「VENICE」などの操作性を継承した「BIG6」(ホーム画面)が追加される。「BIG6」とは、フレームレート、ISO感度、シャッター(スピード・アングル)、アイリス(絞り)、ルック、ホワイトバランスの6項目を集約したものになる。
その他、S&Q(スロー&クイック)モードとは別に、フレームレートを直接指定できる「Fixed/Variable」モードを追加。
また、周囲が暗いときに構図あわせを行うための「ブライトモニタリング」において、「ピント拡大」「MF時ピント拡大」が可能になる。
バージョン番号
- FX3:Ver. 7.00
- FX3A:Ver. 2.00
- FX30:Ver. 6.00
アップデート内容(共通)
- 動画撮影時の撮影設定や機器設定をまとめて確認できるBIG6(ホーム画面)を追加しました。
- S&Qモードに設定しなくても、撮影フレームレートを直接指定することによりS&Q撮影設定ができる「Fixed/Variable」モードを追加しました。
- ブライトモニタリング中に「ピント拡大」「MF時自動ピント拡大」が使えるようになりました。
- デスクイーズ表示の倍率に1.5倍と1.6倍を追加しました。
- 本機とHDMI接続したBlackmagic Design社製RAWレコーダーにRAW動画が出力できるようになりました。
- カメラの電源を入れたとき、自動でUSB-LAN変換アダプター(別売)を認識しネットワークに接続できるようになりました。
- 動画撮影時、「同時記録」またはリレー記録(記録メディア自動切換)の場合にメディアの残量が2枚とも表示されるようになりました。
- あらかじめ登録したNDフィルターの光学濃度をメタデータに記録できるようになりました。
- スマートフォン転送やFTP転送するカメラの画像を「クリップフラグ」で絞り込めるようになりました。
- OK/NG/KEEPフラグを条件としてカメラの動画を直接Creators' Cloudにアップロードできるようになりました。
- Monitor & Control の機能に対応しました。
- 「セキュリティ(IPsec)」機能に非対応となりました。今後はよりセキュリティ強度の高い「アクセス認証」機能を「入」にしてお使いください。
- 「WPA」、「WEP」機能に非対応となりました。Wi-Fi接続時に「WPA」、「WEP」の選択ができなくなりました。今後はよりセキュリティ強度の高い「WPA2」または「WPA3」をお使いください。
- 動作安定性を改善しました。