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歴代最薄の折りたたみスマホ「Samsung Galaxy Z Flip7」
カバー画面はフルスクリーンに
2025年7月10日 12:30
サムスン電子ジャパン株式会社は7月10日(水)、折りたたみスマートフォン「Samsung Galaxy Z Flip7」のSIMフリーモデルを発表。8月1日(金)に発売する。カバー画面を従来機種から大幅に拡張し、AI機能も強化した。
NTTドコモ、au、ソフトバンクのキャリアでも取り扱う。
Z Flipシリーズでは過去最大サイズとなる約4.1型のカバー画面を搭載。画面の端から端まで表示できるフルスクリーン仕様とした。メインディスプレイは約6.9型。いずれもピーク輝度は最大2,600nits、リフレッシュレートは120Hzを実現し、屋外での視認性を向上させた。
折りたたみ構造を生かした撮影も可能。カバー画面を使ったセルフィー撮影では、メインカメラの約5,000万画素カメラを活用でき、従来のインカメラと比較して高画質な自撮りが可能になった。
本体を半開きにして自立させた状態での撮影も可能。三脚や専用ケースを使わずに、ローアングル撮影、タイムラプス撮影、グループセルフィーなどが行える。
新搭載の「Zoom Slider」では、スワイプ操作でズームイン、ズームアウトが可能で、全身コーデの撮影や大人数のグループセルフィーにも対応する。「リアルタイムフィルター」を使えば、撮影前に効果をプレビュー可能。
Samsung独自の画像処理エンジン「ProVisual engine」により、明暗差の大きなシーンでも自動で最適な露出に調整するという。
AI機能では、Googleの「Gemini Live」をカバー画面で直接利用できるようになった。音声での情報検索や、カメラを使ったリアルタイムでのアドバイス機能なども搭載する。
プロセッサーには最新の3nmプロセスを採用し、前機種比でCPU、GPU、AI処理専用のNPU性能を向上させた。Samsung DeXも初めて搭載し、外部ディスプレイと接続してパソコンライクな作業環境を構築できる。
本体の薄型化も進めた。重量は約188g、折りたたみ時の厚さは約13.7mmと、Z Flipシリーズで最薄を実現。バッテリー容量は約4,300mAhでシリーズ最大とし、動画再生時間は最大31時間を確保した。
- OS:Android 16
- CPU:Exynos 2500
- メモリー:12GB
- ストレージ:256GB、512GB
- カメラ:約5,000万画素(メイン)、約1,200万画素(サブ)
- ディスプレイ:約6.9インチ(メイン)、約4.1インチ(カバー)
- 防水/防塵:IPX8/IP4X相当
- ワイヤレス充電:対応
- おサイフケータイ:対応
- カラー:ブルーシャドウ、ジェットブラック、コーラルレッド
- 外形寸法:約167×75×6.5mm(開いた状態)、約86×75×13.7mm(閉じた状態)
- 重量:約188g