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Tokinaシネマレンズ「VISTA-P」に焦点距離180mmが追加
オールドレンズを思わせる描写
2025年7月9日 13:39
株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは、Tokinaシネマ「VISTA-P」シリーズの新製品「VISTA-P 180mm T1.9」を7月8日(火)に発売した。
「VISTA-P」は、シネマレンズ「VISTA Prime」をベースとしたシリーズで、「P」はポートレート(Portrait)を意味している。
ヴィンテージレンズのような、コントラストを抑えたソフトな表現が特徴という。周辺部の渦巻き状のボケ味が中心部を際立たせ、奥行きのある映像表現を可能とする。
従来のVISTAシリーズと同様に、46.7mmの大きなイメージサークルをサポート。ビスタビジョンを含む、ほとんどのシネマカメラのセンサーに対応する。
映画撮影の現場から、望遠域に対応するレンズの要望が多かったことを受け、開発された。
既に18mm、21mm、25mm、29mm、35mm、40mm、50mm、65mm、85mm、105mm、135mmの11本が展開済み。今回の180mmの追加で、VISTAシリーズと同様に12本構成となった。
対応マウントはPLのみ。製品に記される距離表記として、「ft」(フィート)または「m」(メートル)が選択できる。
- マウント:PL
- イメージサークル:46.7mm
- 焦点距離:180mm
- T値:T1.9
- フィルター径:112mm
- 絞り羽根:9枚
- レンズ構成:14群17枚
- 外径:114mm
- 価格:288万円