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トキナーシネマレンズ「VISTA-P」に21mm&29mm

VISTA-P 21mm T1.5 ft

株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは、トキナーブランドのシネマレンズ「VISTA-P」の新製品として、「VISTA-P 21mm T1.5」「VISTA-P 29mm T1.5」を1月20日(月)より受注を開始した。出荷は4月以降を予定する。

価格は、「VISTA-P 21mm T1.5」が145万円、「VISTA-P 29mm T1.5」が135万円。

PLマウント用のみをリリース。製品に記される距離表記として、「ft」(フィート)もしくは「m」(メートル)が選択できる。製品末尾に「f」または「m」がつく。

「VISTA-P」は、シネマレンズ「VISTA Prime」をベースとするシリーズ。ヴィンテージレンズのような渦巻き状に現れるボケや、コントラストを抑えたソフトな表現を特徴とする。

既に18mm、25mm、35mm、40mm、50mm、65mm、85mm、105mm、135mmの9本を用意しており、今回2本追加したことで11本展開となった。

なお、「VISTA Prime」シリーズと同様に、イメージサークルは46.7mmをカバー。VistaVisionフォーマットを含むほとんどのムービー用カメラのイメージセンサーに対応するという。

VISTA-P 21mm T1.5

  • 焦点距離:21mm
  • 開放T値:T1.5
  • イメージサークル:46.7mm
  • マウント:PL
  • 距離表記:ftまたは、m
  • フィルター径:114mm
  • 絞り羽根:9枚
  • レンズ構成:18群19枚

VISTA-P 29mm T1.5

  • 焦点距離:29mm
  • 開放T値:T1.5
  • イメージサークル:46.7mm
  • マウント:PL
  • 距離表記:ftまたは、m
  • フィルター径:114mm
  • 絞り羽根:9枚
  • レンズ構成:18群18枚
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。