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カールツァイス、フルサイズEマウントレンズ「Loxia 2/50」を10月24日に発売

 カールツァイスは10月16日、35mmフルサイズに対応したEマウントレンズ「Loxia 2/50」を国内発表した。10月24日に発売する。価格は税別9万7,300円。

 9月2日に海外で発表されていたレンズ。国内での発売日と価格が決定した。なお同時発表の「Loxia 2/35」は、引き続き国内発売未定となっている。

 ソニーα7R/α7S/α7向けに設計したというMF単焦点レンズ。距離指標り、絞りリング、被写界深度目盛りを備える。動画撮影向けの仕様として、クリックストップを無効にできる切り替え機能も有する。

フードを装着したところ

 レンズ構成は4群6枚。対称型を採用し、収差が発生しにくく自然な描写が得られるとしている。非球面レンズは使われていない。

 最短撮影距離は0.45m。最大撮影倍率は0.14倍。フィルター径は52mm。全長×最大径は66.2×62.1mm。重量は320g。フードが付属する。

 Loxia(ロキシア)とは、ラテン語でスズメ目アトリ科に分類されるスズメよりやや大きな鳥「イスカ」のこと。カールツァイスは、ミラーレスのAPS-C機向けとして「Touit」シリーズをリリースしているが、フルサイズのミラーレス向けレンズは今回が初めてとなる。フルサイズの一眼レフカメラ向けとしては、「Otus」シリーズがリリースされている。

 なおソニー製で焦点距離が近いレンズとしては、「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」がある。

(本誌:武石修)