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コシナ、真鍮鏡筒の「NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM」を正式発表

 コシナは20日、フォクトレンダーのVMマウント交換レンズ「NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM」を6月に発売すると発表した。価格はシルバー(真鍮クロームメッキ)が13万1,250円、ブラック(アルミアルマイト)が10万5,000円。

シルバー
ブラック

 CP+2013に参考出展していたMマウント互換の交換レンズ。1951年頃に発売された旧西ドイツ製Lマウントレンズ「NOKTON 50mm F1.5」をモチーフとした金属鏡筒に、1999年発売のLマウントレンズ「NOKTON 50mm F1.5 Aspherical」をベースとした光学系を組み合わせた。現代カメラでの使用を考慮し、コーティングの仕様などを強化したとしている。同社Webサイトでは、同レンズを「vintage line」と位置づけている。

 最短撮影距離は0.7m(距離計連動)。レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む5群6枚。非球面レンズはボケに影響が出ない使い方をしているという。

 最小絞りはF16。絞り羽根は10枚。最大径×全長は53.8×45.7mm。フィルター径は49mm。付属品を除く重量はシルバーが293g、ブラックが220g。

 ブラックペイント仕上げのねじ込み式フードが付属する。

(本誌:鈴木誠)