パナソニック、「LUMIX DMC-LX5」に10項目の機能追加
~ジオラマやアクティブ手ブレ補正にも対応
パナソニックは13日、高級コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX5」の機能拡張ファームウェアを公開した。バージョン番号は2.0。無償でダウンロードできる。
LUMIX DMC-LX5。発売は2010年8月。実勢価格は3万8,200円前後 |
画質改善や機能強化などアップデートは10項目に渡る。内容の詳細は以下の通り。
- 高感度時の画質改善:「高感度ノイズ低減」機能を追加した。3DNR技術の採用によりISO1600およびISO3200時のノイズを低減する。
- WB性能改善:低照度下のAWB(オートホワイトバランス)の性能を改善した。
- AFの高速化:最新のアルゴリズムを搭載し、従来比で約23%のAF高速化を実現した。
- 手ブレ補正の強化:2011年春モデルから採用の「アクティブモード」を追加した。動画で歩き撮りをする際の手ブレ補正性能を強化した。
- 液晶モニター画質調整:セットアップメニューに「液晶調整」機能を追加した。ユーザーの好みに液晶モニターの画質を設定可能になる。別売のライブビューファインダー「DMW-LVF1」装着時には、「LVF調整」でライブビューファインダーの画質設定もできる。
- マイカラーモードの強化:マイカラーモードに「ジオラマ」を追加した。
- 長秒露光機能の追加:シャッタースピードの設定を250秒まで設定可能とした。
- MF操作改善:ワンショットAF時にMF操作バーを表示し、カーソルキーでのMF操作が可能になった。
- AFエリア枠レジューム:AFエリア選択時に位置と大きさを変えた設定をレジュームし、再起動時にもそのAFエリア枠の位置と大きさで撮影できるようになった。
- シャッター操作の改善:同社のレンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX G」シリーズと同様に、AF/AEをロックしたままで連続してシャッター操作ができるようになった。
2011/9/13 16:40