シグマ、「DP1x」「DP2x」の最新ファームウェア

〜RAW+JPEGモードを搭載

 シグマは22日、コンパクトデジタルカメラ「DP1x」および「DP2x」用の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号がDP1xがVer.1.02、DP2xがVer.1.01。

DP1xDP2x

 それぞれの更新内容は以下の通り。

DP1xファームウェア Ver.1.02

  • キャプチャー優先モードを搭載した
  • RAW+JPEGモードを搭載した
  • AF速度の高速化を図った
  • フォーカスフレームに関する機能を強化した
  • 液晶モニターに表示する画像の品質を向上した
  • AF合焦時の拡大表示機能を追加した
  • フォーカスモードの切り換え順序を変更し、DP2xと統一した
  • ある条件下でノイズが発生する不具合を修正した

DP2xファームウェア Ver.1.01

  • RAW+JPEGモードを搭載した
  • フォーカスフレームに関する機能を強化した
  • ある条件下でノイズが発生する不具合を修正した

 DP1xは、APS-Cサイズ相当(20.7×13.8mm)、有効1,406万画素(2,652×1,768×3層)のX3ダイレクトイメージセンサー(CMOS)を搭載するコンパクトデジタルカメラ。画像処理エンジン「TRUE II」、35mm判換算の焦点距離28mm相当・開放F4の単焦点レンズなどを搭載する。発売は2011年9月。実勢価格は4万9,800円前後。

 DP2xは、35mm判換算の焦点距離41mm相当・開放F2.8の単焦点レンズを採用するモデル。撮像素子や画像処理エンジンなどはDP1xと共通。発売は2011年5月。実勢価格は4万9,800円前後。



(本誌:鈴木誠)

2011/7/22 18:57