富士フイルム、「FinePix」の3D映像をテレビ出力できるHDプレーヤー
HDP-L1 |
富士フイルムは、HDプレーヤー「HDP-L1」を27日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4,000円前後の見込み。
SDHC/SDメモリーカード内の静止画・動画再生に対応するHDプレーヤー。同社の3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」で撮影した3D映像を3D対応テレビ(HDMI1.3、720p入力対応機種)で鑑賞できるほか、FinePixシリーズで撮影したHD動画をHDMIケーブル経由でテレビに出力できる。3D映像の鑑賞時は、3D対応テレビの専用メガネを着用する。
3D映像の対応フォーマットは、マルチピクチャーフォーマット(.MPO)の静止画と「3D-AVI」(.AVI)形式の動画。それぞれサイド・バイ・サイド方式に変換し出力する。サイド・バイ・サイド方式は、3Dテレビ放送などが採用する3D映像の記録・伝送方式。
動画再生の対応機種は、FinePix REAL 3D W1、「FinePix S2500HD」、「同F80EXR」、「同Z700EXR」、「同Z70」、「同XP10」、「同JZ300」、「同JX200」、「同JV100」、「同AX200」。4月17日発売の「FinePix HS10」には非対応。
また、HDP-L1はUSBケーブルでPCに接続することでカードリーダーとしても使用可能。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.3.9〜10.6。
本体サイズは約85×55×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約42g(本体のみ)。ACアダプターとワイヤレスリモコンが付属する。HDMIケーブルおよびUSBケーブルは同梱しない。
FinePix REAL 3D W1は、4月9日に公開した最新ファームウェアでアスペクト比16:9の静止画撮影に対応。アスペクト比16:9のハイビジョンテレビにフルサイズで表示できるようになった。
2010/4/22 12:25