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【CP+2025】撮影してその場でプリント、Kodakのプリンター内蔵カメラ「Mini Shot 2」

顔認識機能を搭載したタイプも

目立つコダックカラーが来場者の関心を引いていた

CP+2025のSAEDAブースでは、4月~5月に取り扱いを始めるKodak(コダック)ブランドのインスタントカメラ「Mini Shot」シリーズ4機種を展示していた。

専用のフィルムカートリッジを装填して、撮影した写真をカラープリントできるカメラ。4パスの染料昇華方式で、ラミネート加工も施される。いずれも充電式バッテリーで、約20枚のプリントが可能。

1色ずつプリントするので多少時間がかかる
プリントサンプル

5.3×8.6cmのフィルムを使うタイプが「Kodak Mini Shot 2 RETRO」と「Kodak Mini Shot 2 ERA」。前者は価格を抑えたベーシックなタイプ。後者は顔認識AFなどを備える上位版となっている。

Kodak Mini Shot 2 RETRO(1万8,200円)
背面
Kodak Mini Shot 2 ERA(2万3,790円)
背面

7.6×7.6cmの正方形フィルムを使うタイプが「Kodak Mini Shot 3 RETRO」と「Kodak Mini Shot 3 ERA」。こちらも前者はベーシックなタイプで、後者は顔認識AFを備えるのが大きな違いとなっている。

Kodak Mini Shot 3 RETRO(2万200円)
背面
Kodak Mini Shot 3 ERA(2万5,790円)
背面

ともにメモリーカードは使用できず、基本的には撮影したときにすぐプリントする使い方が想定されている。またBluetooth接続したスマホからのプリントに対応している。

なおRETROモデルにはホワイト、ERAモデルにはブラックもラインナップされる。
フィルムは5.3×8.6cmが1パック30枚入りで2,400円、7.6×7.6cmが1パック30枚入りで2,790円となっている。

1981年生まれ。2006年からインプレスのニュースサイト「デジカメ Watch」の編集者として、カメラ・写真業界の取材や機材レビューの執筆などを行う。2018年からフリー。