ニュース

ソニー、小型軽量のフルサイズ大口径広角レンズ「FE 16mm F1.8 G」

ソニーは、交換レンズ「FE 16mm F1.8 G」を4月11日(金)に発売する。市場推定価格は約14万円。

35mmフルサイズに対応した広角単焦点レンズ。Gシリーズ内で最も広い画角を実現しながら、従来の最広角モデル「FE 20mm F1.8 G(全長84.7mm・重量約373g)」を上回るコンパクトなサイズを実現。全長75mm、重量わずか304gという小型軽量化を達成している。なお、Eマウントの単焦点レンズにおける最広角はG Masterの「FE 14mm F1.8 GM」となる。

レンズ構成は12群15枚。高度非球面AAレンズ2枚、EDレンズ3枚、スーパーEDレンズ1枚、非球面レンズ1枚を採用し色収差をはじめとした諸収差を抑制した。

装着イメージ

11枚羽根の円形絞りユニットを採用。F値を絞り込んだ状態でも円形のボケ味を保持できるという。

AF駆動にはXDリニアモーター×2基を利用。静止画・動画問わずボディの高速性能を引き出すAF性能を持つとしており、ミラーレスカメラ「α9 III」の最高約120コマ/秒の高速連写にも対応する。

ボディ側の手ブレ補正機能「アクティブモード」および「ダイナミックアクティブモード」に対応。同機能を使用することで画角が狭くなるが、16mmの広さを生かして自撮りVLOGでも活用できるという。ブリージング補正にも対応している。

本体には、フォーカスリング、絞りリング(クリックON/OFF切替あり)、フォーカスホールドボタン、フォーカスモードスイッチ、IRIS ロックスイッチを備える。

防塵防滴に配慮した設計を採用。レンズ最前面にはフッ素コーティングを施した。

  • レンズ構成:12群15枚(高度非球面AAレンズ×2、EDレンズ×3、スーパーEDレンズ×1、非球面レンズ×1含む)
  • 最大撮影倍率:0.25倍(AF)、0.3倍(MF)
  • 最短撮影距離:0.15m(AF)、0.13m(MF)
  • フィルター径:φ67mm
  • 外形寸法:φ73.8×75mm
  • 重量:約304g
本誌:佐藤拓