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ソニー、Gマスター単焦点レンズで最広角の「FE 14mm F1.8 GM」。20万円

ソニーは、フルサイズ対応Eマウントレンズ「FE 14mm F1.8 GM」を5月28日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込20万円前後。

絞り開放のF1.8から、画面周辺部まで緻密に描写するという超広角レンズ。大きなボケ味と0.25mの最短撮影距離を生かして、背景まで写しこんだポートレートや、ジンバルに装着して疾走感を演出した動画の撮影も提案する。

2枚のXA(extreme aspherical=超高度非球面)レンズほか、スーパーEDガラスなどで諸収差を補正し、ナノARコーティングIIでフレアやゴーストを抑えた。コンパクトサイズと約460gの軽さを実現している点も特徴とする。

レンズ前面にフィルターネジは持たないが、レンズ後部にはシートフィルターを切り抜いて挿入可能(切り抜き用のテンプレートも付属)。動画用のNDフィルターや星景撮影時のソフトフィルターといったシーンを想定している。

レンズ構成は11群14枚。XDリニアモーターで駆動するインナーフォーカス方式。レンズの最前面と最後部にはフッ素加工を施し、メンテナンス性に配慮した。鏡筒は防塵防滴に配慮した設計。

鏡筒側面にはフォーカスホールドボタン、フォーカスモードスイッチ、絞りリング、絞りリングクリック切り替えスイッチ、“リニア・レスポンスMF”を謳うフォーカスリングを装備。

最大径×全長は83.0×99.8mm。重量は約460g。

本レンズはフルサイズ対応のFEレンズとして44本目、ソニーのEマウントレンズとして64本目となる。

Introducing FE 14mm F1.8 GM | Sony | Lens
本誌:鈴木誠