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第4世代RS最軽量のジンバル「DJI RS 4 Mini」がリリース
自動軸ロックやトラッキングモジュールに対応
2025年2月21日 14:27
DJIは、ミラーレスカメラ向けのジンバル「DJI RS 4 Mini」を2月20日(木)に発売した。現行シリーズ中、最もコンパクトで軽量な製品。単体での価格は5万1,480円。
「DJI RS 4 Pro」「DJI RS 4」の下位に位置するジンバルスタビライザー。「DJI RS 3 Mini」(2023年1月発売)の後継モデルと見られる。重量はRS 4よりも510g軽い。ただしRS 3 Miniの795gから95g重くなっている。最大積載量は引き続き2kg。
レッド&ブラックの上位モデルと異なり、外観はモノトーンでおとなしめだ。
RS 4ファミリーの一員ということで、ブレ補正のアルゴリズムは上位機と同じ第4世代となった。さらに、縦向き撮影での安定性が向上したという。縦横切替については、RS史上最速を謳う。なお、DJI RS 4 Mini クリエイター コンボにはスマートフォンホルダーが付属する。
上位モデルに搭載済みの第2世代自動軸ロックが新たに搭載された。電源OFF中に電源ボタン長押しすることで、3軸のロックが解除され、自動的に各部が展開するというもの。その後、電源ボタンを長押しするとロックとともに電源OFFとなる。撮影シーンの切替や収納が容易になりそうだ。
チルト軸に微調整ノブが新設されたのも特徴。また、バランス調整を行うプレート類には、上級機と同様に滑りの良いテフロンコーティングが施されている。調整時の操作性の良さに期待したい。
また、最大稼働時間が「RS 3 Mini」より30%増加の約13時間となった。急速充電にも対応する。
「DJI RSインテリジェント トラッキングモジュール」に対応したのも前モデルからの違い。人物などの被写体を追い、構図を自動的に調整する。トラッキングモジュールはDJI RS 4 Mini コンボおよびDJI RS 4 Mini クリエイター コンボに付属する。
主な仕様
- 積載量:0.4〜2kg(試験値)
- アクセサリーポート:NATOポート、1/4-20取り付け穴、RSSカメラ制御ポート(USB Type-C)、ポゴピン(DJI RSインテリジェント トラッキングモジュール対応)
- バッテリー:3100mAh、22.32Wh、最大動作13時間(静止)
- 外形寸法:236×64×316mm(折りたたみ時、三脚・クイックリリースプレートを除く)、175×182×338mm(展開時、カメラ・三脚・クイックリリースプレートを除く)
- 重量:ジンバル約890g(クイックリリースプレートを含む。三脚を除く)、延長用グリップ/三脚約140g
直販価格
- DJI RS 4 Mini:5万1,480円
- DJI RS 4 Mini コンボ:6万3,140円
(トラッキングモジュール、Miniブリーフケース ハンドルが付属) - DJI RS 4 Mini クリエイター コンボ:6万5,780円
(コンボに加えてスマートフォンホルダーが付属)