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DJI、ミラーレス用の小型軽量スタビライザー「DJI RS 3 Mini」

DJI JAPAN株式会社は1月10日、ミラーレスカメラ用スタビライザー「DJI RS 3 Mini」を発表した。同社ECサイトでの販売価格は税込5万1,480円。

同社が展開するRS 3シリーズで最も小型で軽量モデルのスタビライザー。縦向き撮影時の本体重量は795g。DJI RS 3 Proと比較すると約50%、DJI RS 3と比較すると約40%軽くなっており、片手での操作でも優れた映像撮影が可能という。

左からRS 3、RS 3 mini、RS 3 Pro

最大積載量は2kg。主要なミラーレスカメラとレンズのセットアップを取り付けることができ、対応機種とレンズについては公式サイトにてリストを公開している。

新設計の2層式クイックリリースプレートにより縦向き撮影に対応。垂直アームに取り付けることで追加アクセサリーを使わず縦向きの撮影が可能となった。従来の縦向き撮影モードとは異なり、ジンバルの回転角に制限がなく、より簡単にSNS向けのショートビデオの撮影が可能になったという。

RS 3 Proに採用した「第3世代安定化アルゴリズム」を採用。走りながらの撮影やローアングル撮影、ペンライトモード撮影でもブレのない撮影が可能だという。3Dロール360にも対応、カメラをダイナミックに360度回転させ撮影できるので、インパクトのある映像を撮影できる。

Bluetoothシャッター操作に対応。対応機種の場合は一度接続を行えば次回以降は電源を入れるだけで自動的に接続することができるという。また対応のソニー製カメラとパワーズームレンズを使用する場合、ケーブルを使用することなく、フロントダイヤルで光学、デジタルズーム操作が可能。

本体には、1.4インチフルカラータッチ画面、ジンバルの3種類のフォローモードを切り替えられるMボタン、フォーカス調整を行えるフロントダイヤルを搭載し片手だけで操作しやすい設計になっているという。また側面にはNATOポートを搭載しており、自社のアクセサリーの接続が可能。また、Roninアプリを使用することで、「タイムラプス」「トラッキング」「パノラマ」などの撮影機能を使うことができる。

内蔵バッテリーの駆動時間は最大10時間。充電しながらの使用も可能。完全充電までの時間は10W充電器の使用で2時間30分。

本誌:佐藤拓