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ビクセン、スマート望遠鏡「Seestar S30」を2月21日(金)に発売
アプリで天体の自動認識も
2025年2月18日 11:23
株式会社ビクセンは、スマートフォンを利用して天体撮影が行えるスマート望遠鏡「Seestar S30」を2月21日(金)に発売する。
2025年春の発売を予告していたZWO製のスマート望遠鏡。3枚玉アポクロマートの光学系を採用し、色収差を抑えたクリアな視界を実現した。
焦点距離は、約1,000mm相当(35mm判換算時)で、風景や野鳥など、日中の撮影にも活用可能。64GBの内部ストレージ、6,000mAhのバッテリーを内蔵する。
スマートフォンやタブレットに導入したアプリ「Seestar」(無料)を利用して接続することで、カメラが自動で天体を認識。天体撮影初心者でも、手軽に撮影・画像処理まで行えるのが特徴。
星図表示(SkyAtlas)や「今晩のおすすめ」といった機能を活用することで、その時に見える天体が簡単に確認できる。
さらに、3種類の撮影モード(星雲星団、太陽系、風景)を搭載しており、それぞれの撮影対象に合わせて、アプリが最適な処理を行うという。
また、広角カメラを搭載し、望遠カメラとワンタッチで切り替えられる(太陽系、風景モードのみ)。
この他、任意のオン/オフに対応した光害カットフィルターや、曇りを防ぐレンズヒーターを内蔵する。
太陽の撮影が行えるようになるS30専用太陽フィルター、アルミ製三脚などを付属する。
- CMOSセンサー:SONY IMX662(望遠側 カラー)
- ピクセルサイズ:2.9μm×2.9μm
- 対物レンズ(主鏡)/有効径:30mm/3枚 アポクロマート マルチコート
- 焦点距離(口径比F):150mm(F5)
- 撮影距離:6m~∞
- 分解能:3.9秒
- 極限等級:9.2等
- 集光力:肉眼の18倍
- 焦点調節方式:パワーフォーカス(オート・マニュアル)
- 視野角:2.46°(望遠)、23.2°(広角)
- 解像度(望遠・広角):1,920×1,080Pixel
- 内部ストレージ:64GB
- バッテリー容量:6,000mAh
- 通信機能:Wi-Fi、USB Type-C、Bluetooth
- 外形寸法:210×140×80mm
- 重量:1.7kg(三脚含む)