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「ライカI」誕生100周年にアニバーサリーモデル登場が予告

世界各地でセレブレーションイベントも

ライカカメラ社は12月26日(木)、2025年に「100 years of Leica:Witness to a century(1925-2025)|ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀」と銘打ったセレブレーションを世界各地で展開すると発表した。

同社初の35mm量産カメラ「ライカI」の誕生100周年を迎える2025年。それにあわせて、“数々のカルチャーイベントやエキサイティングな新製品”をリリース予定という。アニバーサリーイヤーとして特別な限定モデルの登場を予告している。

ライカI。ライカ製品の中でも最初のマイルストーン的な存在の「ライカI」は、その後のサクセスストーリーの礎を築いたカメラに位置づけられているという

東京を含む各都市でセレブレーションイベントを開催。ライカ本社のあるドイツ・ウェッツラーでは6月に、記念すべき1年のメインを飾るイベントを行うという。

150年以上の歴史を持つライカカメラ社は近年、成長戦略の一環としてモバイルイメージングや腕時計、ホームシネマなど事業領域を拡大。2023-24会計年度の売上高は5億5,400万ユーロだった。世界各地に独自の販売会社と120を超えるライカストアを、そして約30箇所にライカギャラリーを設置。国際的アワードの主催や、写真文化の振興にも取り組んでいる。

本誌:宮本義朗