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オールドレンズの描写を再現したシネマレンズ「毒鏡 DULENS」

ラージフォーマット対応

焦点工房は、若明光学のシネマレンズ「毒鏡 DULENS APO Mini Prime」シリーズを10月3日(木)に発売した。焦点距離31mm/43mm/58mm/85mmの4モデルをラインアップ(絞り値はいずれもT2.4)。キヤノンEFとPLマウントに対応する。筐体カラーはブラックとホワイト。希望小売価格はいずれも19万8000円。

ラージフォーマットセンサーに対応したMF単焦点シネマレンズ。アポクロマート設計を採用し、色収差を抑えた描写を実現。独自のV+コーティングにより、肌の色を滑らかに再現し、柔らかな質感の映像表現が可能だという。

オールドレンズの描写を再現しているとし、絞り開放では虹色のフレア効果(デュレンズ・レインボーフレア)が得られるという。

ピントリングと絞りリングの位置・大きさなど鏡筒の仕様をシリーズ内で統一したとのこと。これにより、レンズ交換ごとに行うアクセサリーおよびジンバルの調整が容易になる。

重量を約500〜620gに抑えたことで、ドローンやスタビライザーと併用しやすいとしている。

  • 焦点距離:31mm/43mm/58mm/85mm
  • 絞り:T2.4-T16
  • 絞り羽根:11枚
  • 対応撮像画面サイズ:ラージフォーマット(イメージサークル直径46.5mm)
  • ピントリング回転角:270°
  • フィルター径:72mm
  • 重量:約500〜620g
本誌:佐藤拓