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シネマレンズ「DULENS MiniPrime」に21mm T2.6がリリース

絞り開放でフレアが発生 キヤノンEFマウントも

株式会社焦点工房は、DULENSのシネマレンズ「APO MiniPrime 21mm T2.6」を11月8日(金)に発売した。価格は19万8,000円。

絞り開放時も色収差を高度に補正し、自然な描写が得られるというAPO設計のMF単焦点シネマレンズ。対応マウントは、PLマウントとキヤノンEFの2種類。

独自の「V+コーティング」により、肌の色を滑らかに表現し、柔らかな雰囲気と質感が得られるという。

また、絞り開放時には、特殊な虹色のフレア効果(デュレンズ・レインボーフレア)が生じる。絞りを1~2段絞ることでこの現象を抑えることも可能。

なお、既発売のAPO MiniPrimeシリーズ(31mm、43mm、58mm、85mm)と本製品を含めた5本バンドルも発売する。価格は93万5,000円。いずれにもIP67等級の防水・防塵性能を備えた耐衝撃ハードケースを付属する。

なおリグやジンバルでの使用を想定し、「APO MiniPrime」シリーズはピントリングと絞りリングの位置や大きさなどを共通化している。

DULENS APO MiniPrime 21-85mm 5本セット
  • 焦点距離:21mm
  • フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
  • レンズ構成 : 10群13枚
  • 絞り:T2.6-T16
  • 絞り羽根:11枚
  • 最短撮影距離:0.3m
  • ピントリング回転角:270°
  • フィルター径:72mm
  • 付属品:前後キャップ、薄型ポーチ
  • 外形寸法:約81×69mm(PLマウント)、約81×76mm(EFマウント)
  • 重量:約597g(PLマウント)、約616g(EFマウント)
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。