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オールドレンズの描写を再現した「毒鏡 DULENS」にホワイトモデル
2025年3月28日 15:17
株式会社焦点工房は、ラージフォーマット対応のシネマレンズ「毒鏡 DULENS APO Mini Prime シリーズ」のホワイトモデルを3月28日(金)に発売した。価格は単体で19万8000円から、5本セットで93万5000円。ブラックモデルが2024年10月に発売済み。
アポクロマート設計を採用したMFシネマレンズ。21mm、31mm、43mm、58mm、85mmをラインアップする。絞り値はT2.4で、21mmのみT2.6となっている。対応マウントはキヤノンEFとPL。
レンズに施されたV+コーティングにより、肌の色を滑らかに再現。柔らかな質感の映像表現が可能だという。
オールドレンズの描写を再現しているのも特徴の1つとしており、虹色のフレア効果が得られる。なおフレアは絞りを絞ることで調整できる。
ピントリング、絞りリングの位置・大きさなど鏡筒の仕様をシリーズ内で統一しており、レンズ交換時におけるジンバルなどの調整作業が軽減されるという。重量を約500〜620gに抑えたことで、ドローンやジンバルと併用しやすいとしている。
5本セットには防水・防塵性能を備えた耐衝撃ケースが付属する。
- 対応マウント:PLマウント、キヤノンEFマウント
- 絞り:T2.6-T16(21mm)、T2.4-T16(31/43/58/85mm)
- 絞り羽根:11枚
- 対応撮像画面サイズ:ラージフォーマット (イメージサークル直径46.5mm)
- ピントリング回転角:270°
- フィルター径:72mm
- 付属品:前後キャップ、薄型ポーチ