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2万mAhクラスで世界最小のモバイルバッテリー

株式会社CIOは、2万mAhクラスの製品で世界最小を謳うモバイルバッテリー「SMARTCOBY TRIO」を3月に発売した。価格は税込8,980円。

カラーバリエーションは、ブラックとホワイトの2色を用意する。

クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、プロジェクトを実施していた製品の一般販売モデル(目標金額30万円に対して、6,919万5,100円の支援を獲得)。モバイルバッテリー「SMARTCOBY」シリーズの新製品として、コンパクトさとパワフルさを両立させた製品となる。

専用にカスタマイズされた基盤やチップを使用し、容量1万mAhクラスのモバイルバッテリーと同等のサイズ感・重量を実現。前モデルと比較し、体積比約26%、重量約19%減と小型・軽量化している。

最大67Wの高出力・PPS(Programmable Power Supply)に対応している。

急速充電器を利用する事で、約90分で満充電が可能となっている。

充電ポートは、USB Type-C×2(各最大67W)、USB Type-A×1(最大22.5W)の3ポート構成で、最大3台の同時充電に対応(USB Type-C×2ポートのみの同時充電時は合計65W出力まで対応)。

独自技術「NovaIntelligence」により、接続デバイスに合わせた最適な電力を瞬時に判別するため、ユーザーがポートの差込口を選ぶ必要がないのもポイント。

急速パススルー機能も搭載し、本体に充電しながらの使用も可能。

この他、バッテリー残量を数字で確認できる「残量表示機能」、温度を常に監視して発熱を自動調整する安全保護機能「NovaSafety」などを搭載する。

本体表面には、一眼レフカメラのボディのような粗いシボ加工が施され、製品表面にキズが付きにくいという。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。