TSUKUMO、「Ryzen Threadripper 7000シリーズ」搭載のデスクトップPC2モデル

株式会社ヤマダデンキは12月22日（金）、TSUKUMO（ツクモ）ブランドより「AMD Ryzen Threadripper 7000 シリーズ プロセッサ」を搭載したデスクトップPC2モデルを発売した。直販価格（税込。標準構成）はワークステーションPC「WX9A-X237/WB」が149万9,800円、プロフェッショナルGPUモデル「QX9A-W237/WB」が119万9,800円。

Ryzen Threadripper 7000シリーズは、AMDが開発したZen 4アーキテクチャを採用するCPU。動画編集やCG制作、生成AIといったクリエイティブな業務のほか、建築、医療など各方面の最前線にいるプロフェッショナルが待ち望んだというスペックを持ち、新世代のパフォーマンスと生産性を実現するとしている。

そのほか2モデル共通の仕様として、マザーボードにはRyzen Threadripper 7000シリーズの性能を引き出すという「ASUS Pro WS TRX50-SAGE WIFI」を採用した。36フェーズの強力な電源回路と、大型アルミニウムフィンを使用した冷却ソリューションを搭載。ヒートシンク付きのGen5対応NVMeデュアルスロット、10Gb/2.5GbポートのデュアルLANポート、前面・背面にUSB Type-Cポート（USB 3.2 Gen 2x2）、ECC Registeredに対応したDDR5メモリスロットを備える。

PCケースにはCorsair製の「4000D Airflow」を採用。フロントにメッシュパネルを使用したほか、サイドパネルには強化ガラスを用いた。システム部と電源ユニットを独立したチャンバーで分けており、排熱が相互に影響しないよう効率的なエアフローを確保しているという。防塵フィルタも備えている。

プロフェッショナルGPUモデル「QX9A-W237/WB」は、グラフィックスに動画編集などプロ向けアプリケーションに最適化されたNVIDIA RTX 4000 Ada世代を搭載。AutoCAD、3ds Max、MayaやShadeなど、OpenGLに対応したプロ向けアプリケーションを主に使用する場合に、より快適な環境を構築できるとしている。

主な仕様