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RICOH→PENTAXロゴになった防水デジカメ「WG-90」

PENTAX WG-90 ブルー

リコーイメージング株式会社は、コンパクトデジタルカメラ「PENTAX WG-90」を12月上旬に発売する。直販価格は税込5万4,800円。ブルーとブラックの2色をラインアップしている。

水深14mまでの防水性能、1.6mからの耐落下衝撃性能、-10℃の耐低温、100kgまでの耐荷重構造を備える防水コンパクトデジタルカメラ。「WG-80」の後継にあたるモデルで、基本的な撮影性能に加えてタフネスボディを継承している。

同モデルは長年にわたり防塵・防滴化に取り組み、過酷な環境下の撮影に適したラインアップを展開。それにより多くのユーザーから支持されており、今後は防塵防滴化を実現しているPENTAXブランドとして展開をしていくという。そのため、本体ロゴに記されたロゴが「RICOH」から「PENTAX」に変更となっている。

PENTAX WG-90 ブルー
PENTAX WG-90 ブラック

撮像素子は有効約1,600万画素の1/2.3型・裏面照射型CMOS。感度はISO 125~6400。動画記録は30fpsのフルHDサイズに対応。

レンズは35mm判換算で約28~140mm相当F3.5-5.5の光学5倍ズームレンズを搭載。デジタルズームを併用することで最大約36倍のズームに対応する。従来機と同様に最短1cmの接写に対応する「1cmマクロモード」も備え、レンズ先の6灯LEDライトと、付属のマクロスタンドを併用することで、ミクロの世界を気軽に撮影できるという。

手ブレ補正は「電子式手ぶれ補正」「高感度ぶれ軽減モード」「“Movie SR”機能」の3種類。高感度ぶれ軽減モードは、被写体の明るさに応じてISO感度を自動的に変更して手ブレを防ぐ静止画用のモード。Movie SR機能は、動画撮影用モードで手ブレによる画像のズレをソフトウェアにより補正する。

カメラがシーンを認識して適切なモードを選択するという「オートピクチャーモード」をはじめ、25種類の撮影モードが利用できる。水中撮影の青色かぶりを抑制し、より自然な発色にする水中撮影モードも引き続き搭載する。

背面モニターは約23万ドットの2.7型(16:9)。外光の反射を抑えるARコートを施している。シーンに合わせて簡単に明るさの調整ができるというアウトドアモニターも採用する。

背面

メモリーカードはSDXC/SDHC/SD。内蔵メモリーは約68MB。

建築写真の電子納品規格「建設CALS」に対応したCALSモードを搭載した。

外形寸法は約122.5×61.5×29.5mm。重量は約194g(電池・SDカード含む)。

本誌:佐藤拓