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14m防水の耐衝撃コンパクトカメラ「RICOH WG-80」。LEDライトの最大輝度が約2倍

オレンジモデル

リコーイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-80」を6月中旬に発売する。価格はオープン。リコーイメージングストアでの販売価格は税込4万2,800円。オレンジとブラックの2色をラインアップしている。

水深14mまでの防水性能を備えた「RICOH WG-2桁」シリーズの新モデル。1.6mからの耐落下衝撃性能、IP6X相当の防塵性能、-10度の耐低温、100kgまでの耐荷重構造などのタフネスさを踏襲しつつ、従来モデルからデザインを一新して使いやすさを向上したという。

主な進化点として、レンズ周りに備えたリングライト(6灯)の性能が向上した。最大輝度を従来モデルの約2倍に高めたほか、5段階の明るさ調整に対応。近接撮影時の利便性を高めたとしている。瞬間輝度アップ機能や自分撮りアシスト機能、LEDライトモードなども従来から引き続き搭載した。

ブラックモデル

撮像素子は有効約1,600万画素の1/2.3型・裏面照射型CMOS。感度はISO 125~6400。フルHDサイズの動画記録に対応(記録形式はH.264)。ハイスピード撮影やインターバル動画撮影機能も備える。

レンズは35mm判換算約28-140mm相当F3.5-5.5(光学5倍ズーム)。最大で約36倍(35mm判換算1,008mm相当)の高倍率撮影に対応するインテリジェントズーム機能も搭載している。

「電子手ブレ補正」「高感度ぶれ軽減モード」「Movie SR」の3種類の手ブレ補正機能を搭載。高感度ぶれ軽減モードは、静止画撮影時に被写体の明るさに応じてISO 6400まで自動で感度を変更。Movie SRは、動画撮影時の手ブレによる画像のズレをソフトウェアにより補正する。

背面には約23万ドットの2.7型(16:9)液晶モニターを搭載。外光の反射と映り込みを抑制するARコートを施している。明るさを簡単に調整できるアウトドアモニター機能も備えた。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。内蔵メモリーは約68MB。

建築写真の電子納品規格「建設CALS」に対応したCALSモードを搭載した。

外形寸法は約122.5×61.5×29.5mm(操作部材、突起部を除く)。重量は約194g(電池、SDカード含む)、約173g(本体のみ)。

本誌:宮本義朗