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ニコン、小型軽量&手頃な大口径望遠ズーム「NIKKOR Z 70-180mm f/2.8」

ニコンは、Z マウント交換レンズ「NIKKOR Z 70-180mm f/2.8」を7月14日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込18万2,000円前後。

ズーム全域で開放F2.8の明るさを持ちながら、小型軽量かつ手頃な価格を特徴とする望遠ズームレンズ。大きなボケと焦点距離の長さにより、ポートレートなどで被写体を際立たせる表現を得やすいとしている。絞り開放では柔らかい描写で、絞り込むと細部まで解像感のある写りになるという。

別売のテレコンバーター「TC-1.4x」「TC-2.0x」を組み合わせると、それぞれ開放F値は暗くなるが、望遠端を252mmもしくは360mmまで伸ばせる。

レンズ構成は14群19枚(非球面3枚、スーパーED1枚、ED5枚を含む)。最短撮影距離は0.27m〜0.85m(広角端〜望遠端)。AF駆動はSTM(ステッピングモーター)。素早いピント合わせが可能で、動画撮影時にも駆動音を抑えて撮影できるという。絞り羽根は9枚(円形絞り)。最小絞りはF22。

外形寸法は約φ83.5×151mm。質量は約795g。レンズフード「HB-113」(単品での店頭予想価格は5,000円前後)を同梱する。

フィルター径は67mm。本レンズと同じく小型軽量が特徴のF2.8ズーム「NIKKOR Z 17-28mm f/2.8」「NIKKOR Z 28-75mm f/2.8」と共通している。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S(右)と比較
ニコン Z 8に装着
本誌:鈴木誠