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ニコン、小型軽量タイプの大口径超広角ズーム「NIKKOR Z 17-28mm f/2.8」。18.3万円

ニコンは、Zマウント交換レンズ「NIKKOR Z 17-28mm f/2.8」を10月28日に発売する。希望小売価格は税込18万3,370円。

開放F2.8通しの大口径ズームレンズで、小型軽量かつ手の届く価格を特徴としている超広角ズームレンズ。APS-C機では35mm判換算25.5-42mm相当の画角が得られる。これまでのZレンズロードマップでは予告されていなかった製品。

鏡筒はズーミングで伸び縮みしない全長固定タイプ。4K動画に必要十分な光学性能を実現しつつ、ジンバル撮影にも適するサイズと重量だとしている。AFと絞りの駆動にはステッピングモーターを採用。

NIKKOR Zレンズのラインナップには、近いレンジの製品として「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」(税込35万2,000円)、「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」(税込18万6,450円)が存在する。

左からNIKKOR Z 17-28mm f/2.8、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

本レンズと組み合わせる製品として同社では、カメラはZ 6シリーズやZ 5を想定。併用するレンズとして、同じく小型軽量タイプの大口径標準ズーム「NIKKOR Z 28-75mm f/2.8」を挙げている。どちらもフィルター径が67mmで共通している。

左からNIKKOR Z 28-75mm f/2.8、NIKKOR Z 17-28mm f/2.8、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

鏡筒にはズームリングとコントロールリング(クリックなし。ピントリングにも切り替え可能)を装備。そのほかのスイッチ類は持たない。

レンズ構成は11群13枚(ED2枚、スーパーED1枚、非球面3枚を含む)。最短撮影距離は0.19m(17mm時)、0.26m(28mm時)。

絞り羽根は9枚(円形絞り)。最小絞りはF22。フィルター径は67mm。

最大径×長さは約75×101mm。重量は約450g。レンズフードが付属する。

本誌:鈴木誠