「ニコン Z 8」が初登場1位…Map Cameraの5月ランキング

シュッピン株式会社は6月12日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2023年5月1日～5月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

Z 8

1位：Z 8
2位：Z 9
3位：α7 IV
4位：EOS R6 Mark II
5位：X-H2
6位：α7R V
7位：EOS R8
8位：X100V
9位：OM-1
10位：Z fc

5月26日発売の「Z 8」が、2位以下を大きく引き離して初登場1位となった。2位には同じくニコンの「Z 9」がランクイン。同ランキングでニコンのワン・ツーとなったのは2018年2月の1位「D850」、2位「D7500」の組み合わせ以来。同社によると、標準ズームレンズを使用して取り回しを良くしたいという人がZ 8を、超望遠レンズを装着した際のバランスの良さを考慮する人がZ 9を選んでいるという。

8位を獲得した「X100V」は、2020年7月以来のランクインとなった。品薄状態が続いていたものの、同社ではまとまった数の入荷があったという。レンズ一体型カメラとしては、前回のランキングで7・8位に入った「GR III」「GR IIIx」が、今回はランク外の14位（IIIx）、15位（III）に並んだ。

「OM-1」は2月以来の3カ月ぶりとなるランクイン。同社の店頭では、比較的高い年齢層の男性が購入するケースが多かったという。

中古デジカメ販売月間ランキング

α7 III

1位：α7 III
2位：α7 IV
3位：GR III
4位：α7R III
5位：X-S10
5位：Z 6II
7位：EOS R
8位：X-T4
9位：GR IIIx
10位：Z 6
10位：α6400
10位：α7C

「α7 III」が2カ月連続で1位を獲得。2位以下を引き離す結果に、同社は豊富な在庫数も強さの要因と分析している。2位に「α7 IV」、4位に「α7R III」、同10位に「α6400」「α7C」と、ソニーは計5機種のランクインとなった。

前回2位だった「GR III」は、今月も3位にランクイン。「GR IIIx」も9位を獲得した。同社によると、新品がお取り寄せ状態のとき、GRシリーズの購入希望者は新品入荷を待つより中古を選ぶ人が多い傾向だという。

「Z 6II」が同5位、「Z 6」が同10位にランクインした。中古ランキングにニコン機がランクインするのは2022年9月以来としている。