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「α7 IV」が7カ月ぶりの新品部門首位…Map Cameraの4月ランキング

シュッピン株式会社は5月10日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2023年4月1日~4月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 IV

1位:ソニー α7 IV
2位:キヤノン EOS R6 Mark II
3位:キヤノン EOS R8
4位:富士フイルム X-S10
5位:ニコン Z 9
6位:ソニー VLOGCAM ZV-E1
7位:リコーイメージング RICOH GR III
8位:リコーイメージング RICOH GR IIIx
9位:ソニー α7R V
10位:ニコン Z fc

新品部門で1位を獲得したのは、ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7 IV」。2022年9月以来、7カ月ぶりの首位となった。メーカーによるキャッシュバックキャンペーンの影響が大きかったと同社はコメントしている。

ソニーはこのほか、“VLOGCAM”で初めてフルサイズセンサーを搭載した「ZV-E1」が初登場6位となった。同シリーズの従来モデル「ZV-1」と「ZV-E10」は初登場時に1位を獲得。上位機種となったZV-E1は価格帯が上がったことで、同社ではより本格的な動画撮影をするハイアマチュア層が購入するケースが多いという。

キヤノンの「EOS R6 Mark II」が3カ月連続で2位を獲得した。パナソニックの「LUMIX S5II」(2月)、ニコンの「Z fc」(ブラックモデル。3月)と初登場の機種に首位を譲りながらも、同社では高い人気を維持しているという。続いて3位には、同じくキヤノンの「EOS R8」がランクインしている。

4位にランクインした富士フイルムの「X-S10」は、依然として「お取り寄せ状態」が続いている。前回まとまった数の入荷があったことで上位入りしたが、それでもまだ手元に届いていない人が大勢いるという。

ニコンからは、フラッグシップ機の「Z 9」が5位にランクイン。APS-C機の「Z fc」が10位を獲得している。

リコーイメージングのレンズ一体型カメラ「RICOH GR III」と「RICOH GR IIIx」が7位、8位に並んだ。同社では、外国人観光客からも両機種の人気が高まっているという。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:リコーイメージング RICOH GR III
3位:富士フイルム X-T4
4位:ソニー α7C
5位:ソニー α6400
6位:富士フイルム X-S10
7位:キヤノン EOS RP
8位:キヤノン EOS R6
9位:ソニー α7 IV
9位:富士フイルム X-T3

中古部門は、ソニーの「α7 III」が2022年9月以来となる1位を獲得した。ソニーはこのほか、「α7C」が4位、「α6400」が5位、「α7 IV」が9位と、計4機種がランクインした。

新品部門でもランクインした、リコーイメージングの「RICOH GR III」が2位を獲得。1位とは僅差だったという。

富士フイルムの「X-T4」が3位にランクイン。後継機の「X-T5」が発売されてからは、同ランキングで上位を維持している。富士フイルムはこのほか、「X-S10」が6位を、「X-T3」が9位を獲得している。

本誌:宮本義朗